ベイトが回ってきているので青物も接岸しているというウワサを聞きつけて、朝マズメのショアジギング。
でも接岸しているのはイワシを一網打尽に捕らえる大漁船団だった。
こうなったら魚っ気なんてありもしない。
くぅぅぅ・・・悔しい。これはきっと釣りあるあるの「昨日までは良かった」ってやつだな。
ショアジギングに使った相棒
ロッド ツララ ハーモニクスコローナ105MSC-HX
リール シマノ 18カルカッタコンクエスト301
次々と釣り人が集まるも、この状況にみなあきらめて帰っていく始末。
こうなっては釣りではなく、単なるキャスティング練習。
という先週の釣行の流れから今回。大きくポイントを変えて魚を追い求めることに。
前日から天候不順で雨降りそうだし風も読みにくいけれど、とりあえず釣りが出来そうな朝マズメに河口域へ。
今回の相棒
ロッド エクスセンスインフィニティB806M
リール カルカッタコンクエストDC101HG
もしかしたらワールドシャウラみたいなキャストフィールが味わえるかもしれないと手にしたロッド。かなりカッコいいです。
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カーボンモノコックって簡単に傷つきそうで(実際中古だから傷がないわけではない)、でも確かに感度は良い。カルコンのハンドルを回すときの振動がエンドグリップに伝わってきます
まずはコアマンのアイアンプレート26g
ロッドの上限値は38gまでだから、振りかぶったときにまだ余裕を感じます。
飛距離はざっと58m
カルコンのブレーキ設定は1。以後もさまざまなルアーを投げますが、全てブレーキ1でまかなえました。
続いてデュエルのヘビーショット40g
これを投げてみても、ロッド的にはまだ余力ある印象。さすがスパイラルXコア、さすがハイパワーX、さすがナノピッチ。
飛距離は52m
今回の手持ちルアーで一番重たいやつ。
タックルハウスのフリッツ42g
リップがかなり大きいけれど、カルコンDCはブレーキ1でいけました。
キャストするのに「よいしょ」と背負うようなことはなく、余力を感じます。
飛距離は55m
タックルハウスのフィードポッパー14.5g
このあたりは投げていて気持ち良い。
飛距離は42m
飛距離テストを行いながらも、魚を誘うアクションを入れてチャンスを探ります。
次のルアーにチェンジして一投目。
ぶるぶるっとルアーが揺れる感触。ぐいーーーと引き込まれるロッド。
水面にぎらりと魚体が現れ、カルコンのドラグが鳴る。
エクスセンスインフィニティってこんな感じで曲がるのねぇと、魚の重たいアグレッシブな引きをロッドパワーでいなしつつ観察。写真撮影もできるくらい余裕。
ロッドの復元力で浮き上がらせるイメージで対処していると、水面まで魚体がすんなりと上がってきた。
そして抜き上げ。
お久しぶりです。スズキさん。
ヒットルアーはローリングベイト77
前回もこのルアーでクロソイを釣ったなぁ。
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あ
サイズは52㎝というところ。なかなかに体高が立派。美味しくいただきましょう。
ラパラのカウントダウンアバシ7 11g
飛距離30m
限界に挑戦ということで、ナッゾジグ5.5g
ここまでくるとロッドのしなりが全く活かせず、ルアーのコントロールができない状態なので無し。
こんな状態でもカルコンDCはブレーキ1でバックラなし。カルコンDCすごいぞ!
ナッゾジグ16グラム
このあたりのメタルジグはおいしい。
飛距離は47m
重さのわりに非常に良く飛びます。
エクスセンスインフィニティの竿先はシャキッとしているのでルアー操作しやすく、ジグのリフト&フォールがとっても楽。シーバスロッドであることを忘れてしまいそうになります。
ひとしきり堪能したところで、同じ8.6フィートでも仕様が全く異なるロッドにチェンジ。
フィッシュマン ビームスローワー8.6L
キャスティングウェイトは5~25g
エクスセンスインフィニティが一見棒のような硬さに思えるの対し、ビームスローワーは鞭のようにぐにゃんぐにゃん。
エクスセンスインフィニティでは全く投げられなかったナッゾジグ5.5gも、ローワー86なら重みを穂先にのせて余裕のキャスティング。
飛距離26m
次はナッゾジグ16g
飛距離45m
エクスセンスインフィニティのときが47mだったので、同じレングスながらロッドを扱う感覚は両者で違えど、遠投力では違いなしということでしょうか。
ローワー86は分かりやすく曲がるので、このあたりのルアーウェイトなら使用者の力はほとんど加えず、しなりからくる反発力で楽に飛んでいく感じ。
ラパラのカウントダウンアバシ7。
飛距離34m
軽量ウェイトほどローワー86のほうに分がある感じ、非常に投げやすい。
魚をかけてからの寄せるパワーは両者で同等だと思うので、あとは使うルアー次第。
ローワー86は3g台でも投げられるから、ベイトフィネスリールに合わせでも幸せになれるほど軽量ルアーに向いている。でも30g台だっていけちゃう。
コアマンのアイアンプレート26g
飛距離52g
エクスセンスインフィニティのときは56mだったので、20g台後半になるとエクスセンスインフィニティに分がある感じ。
同じ8.6のレングスのベイトロッドで、持ち味の異なるエクスセンスインフィニティとビームスローワー。
今後の活躍に期待です。
これにて納竿。
釣ったスズキをさばいてみました。
お腹の中、というか喉まで尻尾が飛び出すようにエソがおさまってました。
もっちり上質な白身の一部はお刺身に変身。とても美味しかったです。
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