たまべら!~たまにはベラ以外も釣りたい~

一匹いっぴきを釣る楽しみを噛みしめ、今日も瀬戸内釣行のベイトタックル狂

宇和海で がまかつのイカメタル専用ロッド【Gスペシャル イカメタル】を使ってみたので軽くインプレ

 

この景色を見ると夏が来たなーって感じになる。

今回で4年目となるイカメタル釣行に行ってきた話。

 

 

これまでのイカメタル釣行では、ほかの船釣りにも転用しやすい汎用ロッドを使った様子見という感覚だったが、そろそろ専用ロッドの使用感を味わいたくなり、1年にわたる選考の結果、新たなロッドを手にしてみた。

 

 

――――過去のイカメタル釣行記事はこちら――――

www.berao-setouchi-fishing.com

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がまかつ G-スペシャル イカメタル

 

www.gamakatsu.co.jp

 

まず第一に青と金の装飾が目につくカッコいいロッド。

同じくがまかつ(ラグゼ)のスピードメタルシリーズも気になっていろいろ調べたみたが、この見た目にビビッと来たし機能もモリモリなのでGスペシャルにしてみた。

 

―商品説明―

ブランクのメインマテリアルにTORAYCA(R)T1100Gを採用し、リールシートは中空構造に組みあげた「リザウンドグリップ」採用により軽量化を図ることで、操作性と感度性能が極めて高まりました。穂先部分には高強度高感度スーパートップを採用。チタンガイドを搭載することで穂先のブレを軽減し、優れた目感度性能を発揮します。またストレスなくスムーズなライン放出ができ、糸絡みを軽減するオールシングルスパイラルガイド設定で快適な釣りをサポートします。がま磯シリーズを彷彿とさせるオリジナリティ剏れるデザインで仕上げました

 

インプレ記事とか動画とかの情報量が少ないのも、使ってみたい欲そそられる。

 

 

今回手にしたのはMLパワー。

 

4タイプのパワー展開となっている。

  • ML 錘負荷5~20号 軽量イカメタル対応。シーアンカーでの流し釣り、鉛スッテ単体でのゲームにも最適
  • M 錘負荷8~25号 幅広く対応できるイカメタルのスタンダードモデル
  • MH 錘負荷10~30号 アンカーでの釣りに幅広く対応。深ダナ攻略やオモリグにも対応できるモデル
  • H 錘負荷12~40号 激流でのヘビー級イカメタルやオモリグに対応できるモデル

 

 

 

 

スパイラルガイドは時計回りにくるりと半周。

シマノやダイワのイカメタルロッドのスパイラルガイドは反時計回りだったと思うが、このガイドセッティングの違いをこのあたり詳しい人に聞いてみたいところ。使うことを想定している両軸リールのハンドル位置と関係しているのだろうか。

 

 

金の装飾の使い方が細かいのも良い感じ。

リールシートやグリップのシェイプ効かせているところも芸が細かい。

 

 

 

この赤いスレッドだけ見たら、がま磯っぽい。

この位置はガイドがあるわけでもないし、継ぎ部分でもないのに、あえて大きくスレッドが巻く無駄なワンポイントに心粋を感じる。

 

 

さて、ここからは実釣シーンとなるわけだが、

 

上限いっぱいの20号のオモリスッテを垂らすとこのくらいのしなりとなるMLパワー。

7:3くらいの調子だろうか。

これ以上の曲がりをみせる胴調子寄りだとスッテの操作感が鈍くなりそうなので、MLパワーとはいえベリー部まではシャキッとしているこのくらいの先調子がイカの抱き込みとのバランスも良さそう。

 

 

録画をまわしているときにイカのヒットは無かったが、使用している雰囲気が伝われば。

 

youtu.be

 

 

水深50mほどで胴長20㎝ほどのイカがヒットすると、上の写真の曲がり具合。深い水深でもアタリの感じ取れる感度があり、抱きつけばバレるまえにヒットまで持ち込める。

 

 

イカの引きに柔軟に追従するティップ。

グイグイと小気味よく引く心地が楽しい。

 

 

19時から24時までロッド握りっぱなしでしたが、持ち重り無くずっとイカを誘い続けることができたし、潮流の速いなかでもロッドが負けることなく操作のできる調子があり、アタリを拾う感度も上々。

夏終わりに向けた良型ハイシーズンでも期待が持てる一振りでした。