夜18時過ぎ。
人生3度目となる船釣りに出航。
夏の夜釣りでケンサキイカを狙ってきます。
ベタ凪の海原、雲が月を覆う下げ潮の状況。
遊漁船のライトでベイトを寄せ、イカをおびき出すようなので月灯りがないほうが良いんだとか。
各々のバッカンとクーラー。
今回はチャーター船のため皆が知り合い同士。乗り合いとは違う気楽な釣行で船釣り初心者としては嬉しいかぎり。
釣り場に向かう合間、タックルのセッティングにかかります。
棚合わせが重要なイカメタルゲーム。
全員がカウンター付きのリールを取り付けています。
今回の相棒
ロッド シマノ ライトゲームCI4+ TYPE55 210M
リール アブガルシア MAX DLC
リールはアブガルシア初のデジタルカウンター付きベイトリール
www.berao-setouchi-fishing.com
船上でも「アブのリール?珍しいね」と注目されていました。
しかも比較的安い値段であることを伝えると驚きも。
そしてロッドは
汎用性の高い船竿で他の釣り物にも対応したいと思い、シマノのライトゲームをチョイス(中古専門店で安く手に入った掘り出し物)。
現行モデルでは廃版になっているTYPE55という5:5のかなり胴調子のロッド。
ライトゲームシリーズの中でも最もクッション性に優れ、自然な演出と乗せに特化した調子。きっとイカが違和感少なく仕掛けに抱きついてくれるでしょう。
自重105gという軽量さも、仕掛けの誘いを一晩中行うのに貢献してくれると思います。
沖に船を走らせること30分。
船長がアンカーを降ろしたところで釣り開始です。
あ
正直なところ、これまでまともにイカを釣ったことがないので自信無かったです。
空もどんより・・・
不安を覚えつつ実釣開始。
カウンターのスイッチを入れ、仕掛けを海中に投下。
スルスルスルーーーとカウンターの数字が伸びていきます。
使用したのはオバマリグと呼ばれる胴つきの仕掛け。
一番下にオモリスッテ、真ん中に浮きスッテの2本態勢でケンサキイカを誘います。
オモリスッテは12号を基本に、潮流の速さで号数を変えていきます。
このダイワのイカメタルスッテは安くて重宝しそう。
この赤緑カラーは今回の釣行で最後まで使うルアーとなりました。
浮きスッテは80mmの大きさで、様々なカラーに変えてイカの反応をみました。
こんな形にイカが抱きついてくるのだから不思議。
しゃくってステイ、しゃくってステイ、と誘いの動きと抱きつかせの間を交互に作りながら棚を変えていくとググーーっと竿先が沈み込みアタリ。
ライトゲームCI4+のしなやかさがクッションとなり、うまく乗せてくれます。
イカの抵抗でカチカチカチ・・・とドラグ音が鳴り、糸が少しづつ引き出されます。
MAX DLCにはドラグ音が鳴る機能が付いているので、イカの細い触腕が切れないように細かなドラグ調整がしやすく助かります。
釣れたイカはバケツの中にポチャンと素早く落とし、手返し良く狙っていきます。
ヒットする棚やカラーが人によって違うのでなかなか絞り切れず、序盤は探り探りの釣り。
MAX DLCは棚どりスイッチが備わっていて、クラッチを切る・上げるという操作が親指一つで出来る(ハンドルを回さなくてもクラッチを上げられる)ので、細かな棚どりが簡単にでき、使っていて便利な機能でした。
仕掛けまで10m、5mと近づくにつれリールのアラーム音が鳴り、穂先の仕掛け巻き込みによる破損注意を促してくれます。
釣り終了10分前、最後の1杯を追加して納竿。
最終的に14杯の釣果となりました。
イカ釣りデビュー回としてはまずまずな結果だったじゃないでしょうか。
この船の竿頭(一番多く釣った人)は45杯ほど。
一番のヒットカラーと思われる緑黄色のスッテを持っていなかったのが惜しい。
イカメタルではカラーを豊富に持っているほうが釣果の伸びに影響が出ることがハッキリ分かり、次回はもっとカラーバリエーションを増やしたほうが良いという反省もありました。
釣れたケンサキイカは自家製の沖漬けのタレに漬け込みお持ち帰り。
沖漬けは釣れたイカを生きたままタレに入れないと出来ないので、これを食べられるのは釣り人の特権でしょう。
沖漬けを全く食べたことがないのに適当に作ってみたタレ。
(濃い口醤油1:めんつゆ1:酒1と砂糖大さじ1)
イカは美味しく漬かっているでしょうか。
次回
イカメタルで釣れたイカを食べてみた。