釣れて嬉しくない魚ランキングでトップクラスに位置するであろうコヤツ。
鮫(サメ)
この子を食べられる(料理する)機会があったので食べてみたっていう話。
鮫肌で和包丁が刃こぼれするのが嫌で、ぶっこみ釣りでゲットできても捌くのをためらってリリースしちゃってたんだけど、スーパーで出会ってしまった。
おおぉぉ!!
テッポーと書いてあって、最初はナニモノ?って感じだったんだけど、どうやら地元愛媛では鮫のことをそう呼ぶらしい。知らなかった!!
これは食べなければと即お持ち帰り。
ん~~、ボリュームたっぷり。
これだけあって400円もしないなんて、お得にもほどがあるなぁ。
それだけ人気が無いということでもあるんだけど。。。
まずは湯引きから調理してみよう。
お湯1リットルに対して塩大さじ2
けっこう辛めの食塩お湯を用意。
鮫は軟骨魚類という分類で文字通り骨が柔らかいため、肋骨部分をすき取ったり中骨を取ることもせず、食べやすい一口サイズにカット。
あとはお湯にくぐらせること2分。
このへんはお好みで。
湯引きが終わったら冷水に取り込み熱を取れば完成。
湯引きした身はぷりぷりの弾力をしている。
辛子味噌があれば良かったけど無いので、ごまだれで代用。
あとはワサビを付けて食べれば。。。
うまい!!
妻いわく「鮫ってもっと硬い身をしているのかと思ってた。臭みも無い」
と感想を言うほど。
湯引きというシンプルな調理方法でも美味しさが分かるほど、鮫の身は高いポテンシャルを持っている。
続いては、ハーブソルトとオリーブオイルで焼いてみる。
これは外れないでしょ。
そして加熱調理中に最後の1品。
この切り身を4つに大きく切り分けて、ニンニク塩と片栗粉をまぶすと、多めの脂で唐揚げにしてしまう。
身が厚いのでしっかり熱をいれて。
完成!
鮫のハーブソルト焼きと唐揚げの完成。
見た目からして勝ち確定のビジュアル。
美味しいに決まっている!
あ
フライパンで焼くと身がぎゅっとしまり、食感の良い魚肉になった。
ハーブソルトではなくただの塩でも十分に美味く食べられると思うくらい臭みが無い。
そして一番美味しかったのは唐揚げ。
揚げることでふっくらとした身は、一番相性が良いと感じた。
以上、鮫を使った料理3品でした!
生きた状態の見た目とは裏腹に、非常に美味しく食べられる食材なので、機会があればぜひ試してみてください!!