こういうの見ると無性に食べたくなっちゃうんだよねーーっていう食材。
アカエイのキモ
このブリンブリンのフォルムが食欲を刺激するよね。
分かる人には分かる。
分からない人にはぜっっっったい分かってもらえない。
そんな食材。
このときは宇和海産の特大アカエイをあと少しのところで逃がして悔しい思いをしたなぁーっていう回はこちら↓↓↓
www.berao-setouchi-fishing.com
アカエイ狙いのぶっこみ釣りがしたいなぁーと思うこの頃。
ネットでは上げられないから、ギャフを用意しなきゃ。
――なんて頭で考えながら調達してきたこちら、アカエイのキモ。
隣りで妻が「どうやって食べるの?」と目を細めている。
美味いんだよ。これ。
まずは臭み消しから。
調理に入る前段階に、料理酒をたっぷり注いで臭みを取ります。
ひたひたにして、だいたい冷蔵庫に1時間ほど寝かします。
1時間経ったら流水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭きます。
今回はアカエイのキモを使って、刺身と煮付けにしていきます。
まずはキモの周りに付いている薄皮を剥がします。
ぺろーんと剥がれて、地味に心地いい。
刺身用に一口ほどの大きさに切り分けました。
ごま油をひと回し。
続いて、にんにく塩をひと振り。
以上。
実にシンプルですが、これが旨い!!
食べたことのある人は分かると思いますが、味わいはレバ刺しそのもの。
刺身と言えば醤油とわさびが定番ですが、こってりまったりした味のものだったらごま油と塩が最高。
あ
お次は煮つけ。
醤油、みりん、酒を同じ分量づつ。
そして砂糖をおおさじ3杯。
砂糖はちょっと多いかなと思うくらい入れたほうが美味しく仕上がる。
調味液の量は、この後に入れるキモが半分くらい浸かる量で充分。
キモが崩れないようゆっくり慎重に鍋に入れます。
落し蓋代わりにキッチンペーパーを被せます。
キモが崩れしないように触らず、中火で続けること5分。
鍋から深めのお皿に移したら白ネギと七味唐辛子を振りかけて完成。
ビールのお供に良い。ご飯にのっけても最高。
煮汁だけ鍋に残して煮詰めて、水分を飛ばしてとろとろの濃厚煮汁にしてからキモにかけてもなお良し。
安いし量も多いし、見た目に騙されず、ぜひアカエイのキモを食べてみて欲しい。