まだ陽が出る前、ほの暗い中でも水面をばしゃばしゃ割る捕食音が響く状況下。
今日はベイトが多く接岸しているみたいだなぁと期待する釣行。
今回の相棒
ロッド MCワークス ワイルドブレーカー113R/B
リール ダイワ タトゥーラ300TW XHL
魚が表層を意識しまくっている様子なので、トップウォーター系のルアーをメインに投げ続けるも反応無し。
周りも同様にトップウォーターを中心に使っている様子がうかがえるも、やはり釣れているとは思えない。
実際に表層を跳ねているベイトとのサイズの問題なのか。
でも小さくて軽いトップウォーター系のルアーではナブラには程遠い・・・
そうこうしているとサワラが飛び跳ねたりナブラが湧いたりと、見ている者がワクワクするような高活性状態に。
遠投性能に優れるメタルジグに変更して、着水すぐ早巻きで水面直下を意識した誘いをかけるも、これまた反応無し。
陽がどんどん高くなり、このままではベイトフィッシュも居なくなるのではと内心焦る。
アプローチの仕方を変えてみて、メタルジグを着底させてゆっくり巻いてみることにしてみたらゴンゴンとジグにアタリ反応。
そのまま巻き続けるとジグがひったくられる。
ヒット!!
サイズがそこまで大きくない引きだったので抜き上げる。
40cmほどのヤズでした。
取り込んでクーラーボックスにしまい、再度キャスト。
表層にベイトを追って水面が割れる様子が見られるも、さきほどと同じくジグを着底させて中層を意識したゆっくり巻きでアピールを続けるとまたもやヒット。
そしてバレる。
というやり取りが2回。
ルアーに体当たりしてくるスレ掛かりが多いのかもしれない。
そして4回目のヒット。無事に釣り上げることのできた60cmほどの個体。
エラあたりに針掛かりしたスレ状態でした。
ナブラがおさまり、出勤時間も近づいてきたのでこれにて納竿。
表層にフィッシュイーターが集まっていたけれど、ルアーにヒットしてくるのは中層ばかりというパターンでした。
日をあまり空けず次の釣行。
まだベイトの群れが離岸していないことを祈りつつ釣り場にエントリー。
今回の相棒
ロッド フィッシュマン ブリストバジュラダーナ11XH
リール ダイワ タトゥーラ300TW XHL
前回よりもナブラの湧くレベルは低いものの、ジグで届く程度の距離のところでベイトを追い回す様子がうかがえる。
けど釣れない・・・
釣れない・・・
4時間ほど粘りましたがまったくアタリなし。
まぁそういう日もあるかと思い、残念な気持ちで納竿。
目の前でエイが豪快に飛び跳ねる姿が見えただけでも良しとしよう。
そしてまた日を空けず次の釣行。
深夜の時間帯はミノーを投げてシーバスが出てこないか様子を見てみる。
ここで薄々感づいてきたのは、前2回の釣行のときはこの未明の時間帯でも捕食音が聞こえて魚の気配があったけれど、それが全く感じられない静寂な海であるということ。
え、これヤバイやん?汗
ボウズになること必至な気配ムンムンなときの相棒
ロッド シマノ ボーダレス345H6
リール ダイワ 16セルテートHD4000SH
たぶん・・・4年ぶりくらいにスピニングロッドを使ってみた・・・^_^;
ベイトが小さいんじゃないかと思い弓角の仕掛けを持ってきたので、トラブルの少ないスピニングにしてみました。
写真右のまん丸目玉が描かれたネズミ型のフローティング仕掛けと、8cmにも満たないサイズのマイクロベイトをイミテートした湾曲状プラスチックの針を組み合わせた弓角。
空気抵抗のかなり強い仕掛けを飛ばすため、ベイトタックルではバックラッシュになる可能性が高いと判断。
オレンジ色のネズミを海原に投てきし、耳の部分が水面を受けてばしゃばしゃと水音をたててフィッシュイーターの気を引きつけ、弓角のきらめきと動きで食わせるというものですが――
1時間投げ続けても反応なし。
これはホントに厳しいっすわぁー
周りも全然釣れてない感じだし、完全に陽が上がりきって潮も止まったしダメだなー
とボウズになることを覚悟しつつルアーチェンジしキャスト。
そして――
あ
きたーーーー!!
マイクロベイトに反応が無いなら大きなプラグを投げちゃえと思って操作していたらグン!とヒット。
全然気配を感じなかったので底のほうにいたのかな?
プラグのアクションに寄せられて上がったきたと思われます。
ヒットルアーはシマノのサーディンボール。
現行モデルはフラッシュブースト搭載で体高も大きく、メインターゲットはキハダマグロというルアーだが、使用した廃版モデルはかなりスリムで青物全般に汎用性高く食べてもらえそうな一品。
これはもしやアタリが続くか!?と期待を込めた2キャスト目。
予想的中またもやヒット!
立て続けに2匹目。
このルアーのアクションが良いのか、泳ぐ層がたまたまちょうど良い加減なのか。
ルアーが浮き上がりすぎないようにストップ&ゴーで反応をみているとパクっと喰いついてきて、さらに3匹目を追加して納竿。
メタルジグにも反応無く、弓角にも反応無く、それらより大きくなプラグにこれだけ釣果が出るということに驚きの釣行でした。