車検から帰ってきたクルマのシガーソケットの調子がおかしい・・・
充電ケーブルを差し込んでいるのだけれど、スマホに一切給電されていない。
電気が通ってない・・・?
充電器側のライトも付かないし、どうしたものかなぁ。
よくあるのは接触不良によるもので、シガーソケットに差し込んでいる充電器側の原因を最初に疑いましたので、グリグリ動かしてみたりしても充電されず。
けれどトランクルームのシガーソケットに差し込んでみたところ充電できたので、充電器側の問題ではなく、運転席のシガーソケットに問題があるんだなと確認。
普段は車検証なんかを収納しているグローブボックスをパカッと。
奥のカバーを開けると現れるヒューズボックスに説明書が入っていたので見てみると――
編集で赤い枠を入れている箇所がプラスとマイナスの絵が描いてあって、シガーソケットへ給電するヒューズの番号であることが分かりました。
私のクルマ(BMW 218i グランツアラー)の場合、63、65、100、115、132と番号の振ってあるヒューズとなります。
ヒューズの配置図と照らしながら実際に差さっているヒューズを見てみます。
中央一番下の黄色い(赤い枠で囲っている)箇所、65番にヒューズが差さっています。
ヒューズボックスに付いている赤いハサミでヒューズを取ってみます。
光に透かしてみると、ヒューズ中心部の湾曲部が途中で切れていました。
いわゆるヒューズが”飛んだ”状態ですね。
これを取り替えたらOKということかな。
というわけでカー用品店へゴーーー!!!
あ
取り外したヒューズを持って行って店員さんに探してもらいました。
ヒューズに20という数字が書いてあり、20Aのものだと分かりました。
5つ入って300円ちょっと。本当は1つだけでいいんだけれど、残念ながら5つ入りしかありませんでした。
まぁ、腐るものでもないし!
というわけでもう一度グローブボックスを開けて・・・
開けて・・・・・・
開けて・・・・・・・・・
開かないっ!!?
おいぃぃぃ!
ヒューズボックスをいじるにはグローブボックスを開けなきゃならないのに、ここにきてグローブボックスが開かないトラブル発生。
そんなジョーダンみたいなことがあるかいな(^^;)
開けなきゃ次に進まないので、ここは力技。
無理やりこじ開けると「パキッ!!」と音を立てながら勢いよく開くグローブボックス。
ぽろりと落ちるパーツ。
グローブボックスのロック受け口が外れました。
幸いパーツが折れたとかでは無さそうだし、ロックの受け口はもう一か所あるのでこっちは外したままにしておきましょう。
1つ問題を解決したと思ったら別の問題が発生するなんて笑笑
とりあえず、ヒューズを差し込んでエンジン始動。
おお!
無事に給電されました!
もし同じようにシガーソケットの給電不具合に悩まされている方の参考になれば幸いです。