べらお、
70歳まで働き続けることと引き換えに家を建てました。
規格の決まった建売住宅ではなく、設計段階から工務店と一緒に家づくりをしていく注文住宅なので、せっかくならマンション暮らしのときにストレスMAXだったことを全部解消してやろうと考え、こだわりの仕様を組み込んだ。
土地の規模との兼ね合いがあったので、本当は家と車庫が一体となったビルトインガレージにしたかったけど叶わなかったのが残念だけど、予算を考えれば良い塩梅におさまったのではないかと自画自賛したい。
こだわり①
クルマへの積み込みを最短距離にしたこと
釣具を収納する場所は、天井を高くして開放感のあるリビングの一画。
釣り部屋を専用で設けるとそれだけ費用が増えるし、釣具をクルマに運搬する動線を最短にしたかった。
釣具収納場所の隣りに掃き出し窓を設け、目の前のクルマにワンステップで釣具が詰め込めるようにしたので、朝マズメのスタートダッシュが早くなった。
こだわり②
屋外の水栓を混合(お湯・水)にしたこと
写真左の通常の立水栓 ⇒ クルマの洗浄等で使用
写真右の混合水栓 ⇒ 釣り具やクーラーボックスを洗うのに使用
釣具の海水やクーラーボックスの汚れを洗い落としやすく、冬でも手が痛くならないようにお湯が出る水洗を設置。
さらに混合栓の配管は壁の中を通るようにして、壁に蛇口を取り付けている。
(混合立水栓 出典:カクダイ)
上の写真のような混合立水栓も候補に考えていたが、工務店に相談したところ、立水栓より壁から蛇口を出すタイプのほうがメンテナンス・修理の点で優れているという話だったので現状に落ち着いた。
あ
こだわり③
収納は2か所に分けたこと
写真左は調整可能な棚タイプ、右は扉付きのハンガーパイプタイプ。
釣具を収納するとこんな感じ。
ハンガーパイプタイプはフィッシングウェアやライフジャケット、釣り竿などの収納スペース。
リビングの隅の奥まったところにあるので、照明も設置。
調整棚タイプには釣りバッグや小道具たち。
リールやルアーの収納や、洗ったルアーを乾かすスペース。
コンセントを設けているので、ヘッドライトやカメラの充電も棚に置いたまま可能。
こだわり④
釣具スペースの床材を防水・防滑の特殊シートに変更
リビングの使っているフローリングとは異なり、釣具スペースの床材は傷に強く、水に濡れても滑りにくい仕様。主に商業施設やオフィスで使うことの多い床材らしい。
実際に採用した床材はコチラ。
(出典:サンゲツ)
上のイメージ写真のように、色ムラのランダム感がコンクリートっぽいシート地。
けれどコンクリートのように施工費用が高くなるわけでもなく扱いやすい。
3畳ほどのスペースであれば1枚のシートで床全体を敷き詰められるので、繋ぎ目が発生することもなく、見栄えも耐久性もグッド。
設計段階では土間コンクリートにして、リビング土間にするつもりだったんだけれど、変更して正解だったかなと思っている。
(出典:SUVACO)
上の写真のようにリビングの一画を1段下げて、コンクリートやタイルを敷く土間仕様にしようかなと最初のうちは計画していた。
リビング土間のメリットとしては、汚れを気にせずガツガツ使えて、屋内にいながら中庭的に扱えることかなと思っているけれど、施工費用は上がるし冬場は冷えやすいし、準防火地域の我が家では土間に使える掃き出し窓に樹脂サッシの仕様が選べないという欠点があったので、リビング土間は不採用。
やっぱり窓は樹脂サッシ一択にしたい。
接写してもコンクリートにしか見えないのにシート地だから、触ってもヒヤッとしない。
リビングのフローリングとは異なる素材になるので貼り分けが必要になるんだけど、使う見切り材にはステンレス製のものを使い、段差が無くスッキリした見栄えに。地味だけど、こういうのもこだわりポイント。
今後もこのような形で注文住宅でココが良かったとオススメできるポイントや、もうちょっと考えておけば。。。と思ったことなど、これから家を建てようかと考えている人に向けて、我が家を事例にした家づくりの内容を紹介できればと思っています。
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