ライトゲームを中心に、ときにエサ釣り以上の釣果を叩き出すことのできる今や欠かせない重要なアイテムの一つが汁系ワーム。
ガルプやエコギアアクアなど有名な爆釣ワームも存在し、ガルプについては私もライトゲームでは大変お世話になっているところ。
汁漏れすると大惨事になるので、しっかり密閉できる容器に入れる必要があるうえに、素手で触るのも匂い移り(ロッドのEVAやリールのハンドル)が嫌なのでピンセットを使用するため、運用面では少し面倒なところがあるのも汁系ワームの特徴。
使った人なら分かるこの独特の匂いこそが魚を惹きつけ、バイトさせるんだけどね。
べらおの汁系ワーム保存容器の中には、ガルプ汁ことリチャージジュースをベースに、同じくガルプのマリネードと呼ばれる生エサ味を濃縮した追いエキスの”サーディン”と”シュリンプ”の2種類をブレンドしているため、なかなかの生物兵器と化している。
そんな汁系ワームを実際の釣り場で使うとき、どう持ち運びしているかというと――
基本的には上写真のようなタックルボックスにまとめて収納して持ち運ぶことが多いかな。
これなら汁漏れがあっても被害は最小限に抑えられるので、重宝している。バッグだと布地に染み込んでしまったときが大変。
地面に直置きすると、かがむ姿勢が面倒だったりするので、クーラーボックスの上とかある程度高さの確保ができる場所に置いてワーム交換をしたりするんだけど、それでもワーム交換の度にしゃがむのってけっこう面倒。
汁系じゃないワームや一般的なルアーと同じように、立ったままの姿勢で汁系ワームを交換できたら楽なのになぁと常々考えているところ。
テトラの上とかどうしても周りにスペースが無くて立ち姿勢でワーム交換しないといけないシチュエーションもあるし、ワーム交換の度にタックルボックスの置いてある場所に戻らないといけないなんて、面倒極まりない。
汁系ワームを使うアングラーのそんなお悩みを解決する便利なアイテムたちを紹介。
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まずはこちらの保存容器。プリフォームと呼ばれるペットボトルの原型みたいなもの。これに熱を加えて成形することで、一般的に目にするペットボトルになるらしい。
もともと液体を入れる用に作られたものなので、汁系ワームを保存するのにも当然向いている。
あとは、調味料を入れてアウトドアで使うとか、植物や昆虫の採集で使うとか。
このコンパクトなサイズ感がさまざまな用途への応用力の高さにつながっている。
べらおがこのプリフォームを購入した7年ほど前のときは、買えるお店が少なくておまけに1セット100個が最低購入数だったんだけど、今は5個セットとかの使いやすい数でAmazonとかのネット購入ができる。
そして、ペンギンのマークでお馴染みのアウトドア用品を扱うチャムスから発売されている、ボトルクリップと呼ばれる商品。
これがなかなかに素晴らしい。
ペットボトルに差し込んで、ベルトに引っかけて使うのが本来の使い方。
これを応用してプリフォームにも使ってみると、実に具合が良かった。
ペットボトルに付けるものなので、当然プリフォームにもピッタリはまる。
バッグに引っかけるとか――
フローティングベストに引っかけるとか。
ちょっとした隙間に簡単に付けられるので、コンパクトに汁系ワームを持ち運べるからワーム交換も楽々。
プリフォームとボトルクリップの組み合わせ。