激しい雨が降り終わり、風が落ち着いた頃合いをみて釣行。
まだ海は濁ってて、小枝やら藻類やらの荒れていた海の名残が浮遊物として流れている状況だけれど、表層には小さな魚が漂い、魚っ気はアリ。
完全にド干潮からスタートで、上げていく潮の変化を見ながらじっくり釣れる魚を狙っていく。
前回この場所を訪れたときは大きなイカを目視でき、小イカや小魚を捕食するシーンも垣間見れたので、もしかしたら釣れるかも、というか釣りたい! と思い、新たな仕掛けも用意してみた。
ガルツという(個人的に)ウキを多く出している印象の強い会社がリリースしているイカフックというシロモノ。
冷凍アジなどを突き刺してウキ仕掛けにセットし、イカを誘い出すというもの。
ものは試しで2時間ほど使ってみたが、残念ながらウキが沈むことはなく、イカ捕獲とはならず。また違う機会に試してみよう。
今回のタックル
ロッド ツララ エルホリゾンテ86
リール シマノ カルカッタコンクエストDC101HG
ロッドのパワー的には201のほうが絶対しっくりくるけれど持ってないし、でもDCリールのほうが着水の分かりにくい夜間でも快適に扱える。ということでこの組み合わせでキャスティングしてみる。
エルホリゾンテ86は今回が実戦初投入。欲しいなぁと思っていたけれど、ほとんど流通してないし、中古はほんの少しあっても傷ものばかり。生産量が少ないうえに、ハードユースが多いから美品中古は絶望的。
そんな中、もしかしてと思い訪れた釣具のポイントでまさかの新品を発見。運命的な出会いと思い、手にすることに。
ツララがリリースする、完全に根魚ハンティングロッド。しかも大型ハタ類などの強烈なファイトを想定しているし、コブダイなんかもターゲットになっている。ティップは細く食い込みの良い柔らかさをみせるが、それ以外はガチガチに硬く、根に潜らせない強さがある。
ルアーウェイトは最大120g。ショアジギングにも使えると思う。
フリーリグにワームを付けてキャスティング。
甲殻類を模したワームや、ピンテールの小魚を模したワームなど、汁系の誘いが強いものを様々な場所に投げ入れてみる。
船の通り道となっている海底部分があり、根掛かりしやすいポイントとなっている箇所にトントンとワームを通していく。
かなり細身のシンカーを使っているが、それでもたまにスタックすることがある。エルホリゾンテ86の硬いブランクスはそれらの引っ掛かり回避にとても有効で、根掛かりを恐れることなく底を攻めていける。
いろんなワームを試したがノーバイト。今日はボウズか・・・と覚悟しつつガルプのカーリーテールワームをチョイスした第一投。
グンとティップが入り、カルコンのドラグが鳴る。
良い引きをみせるので良型が期待できる!!
上がってきたのはかなりイケメンのカサゴ。根魚のカッコよさは群を抜いている。計ってみたら22㎝とまずまずだったが、育ちが良くて体高があり、サイズ以上の引きを楽しめた。
ガルプじゃないカーリーテールワームを試してみたが全然反応が出ない。ここらの魚はその辺の違うが分かるらしい。
ド干潮から釣りを開始して、気づけば満潮を迎えていた。潮が止まり、そろそろ納竿かなというところ。最後に違うワームを使ってみた。
ガルプのイソメ。手元には随分前からあったが、実戦投入するのは初めて。
で、一投目でこれまたカサゴをゲット。やっぱガルプすげーーーな。
ということで深夜3時過ぎに納竿。カサゴを持って帰宅しよう。
あ
と思ったけれど、ボーナスステージ突入。朝マズメのショアジギング。
帰宅途中に丁度いい時間帯になったので、ちょっと寄り道して青物の回遊をチェック。
ロッドは引き続きエルホリゾンテ86。リールはダイワのDR-Z2020。
気持ちよーーーくキャスティングを1時間ほどして終了。
エルホリゾンテ86をとても気に入りました。