雨が降ったり止んだり不安定な中での釣行。
冷たい雨と風は青物狙いに悪影響があるかもと思ったけど、とりあえずやってみないことには分からない。
ベイトが冷たい水温を嫌って逃げてしまわなければ良いけれど。と一抹の不安を抱えながらキャスト。
今回の相棒
ロッド フィッシュマン ブリストバジュラダーナ11XH
リール シマノ カルカッタコンクエスト301
ラインPE3号+ショックリーダー10号4ヒロ
雨がパラパラと降る中メタルジグを打ち込む。
鳥山ができ始め、気づけば足元にも無数のイワシが打ち上っていた。
めっちゃベイトが接岸してる!!
ナブラがわくとか、海面が割れて捕食している場面があるとか、そういうことはなく、静かにベイトが打ち上っていく。鳥たちは大興奮。
そんな具合で終了した一日目。
翌日も頑張ってみよう。
2日目の相棒
ロッド フィッシュマン ブリストバジュラダーナ11XH
リール シマノ 21アンタレスDC XG
ラインPE2号+ショックリーダー6号4ヒロ
タックルバランスはあまり良くないように思えるけど、この組み合わせでショアジギングがしたくてセレクト。結果的に良かったと思う。
キィィィィーーーンと美しい音色を奏でながら飛んでいくルアー。撮影したときは明るくなっていたけど、夜明け前の暗闇からキャスティングしていた。
使用ルアーはギアラボのマイクロフリップ60g。の中古。新品は2,500円ほどする船釣りルアー。こんなの根掛かりや高切れが怖くて新品買えません。
タングステン仕様でグラム数があるわりにかなりコンパクト。
これが世に出たときは”ただ巻きで釣れる”という、それまでのショアジギングの(自分の中の)常識を大きく覆す衝撃的なものだった。
おかっぱりで使いやすい廉価グレードの鉛仕様がショアフリップという商品で、そっちをメインで使っているのだけれど、このルアーのインプレ記事はこちら。
www.berao-setouchi-fishing.com
今回は気合を入れてマイクロフリップをキャスト。
この写真は1日目に撮影したもの。これがマイクロフリップ最後の姿となるとは・・・
まだほの暗い海にマイクロフリップを遠投。
着底後はただ巻き続ければ良い。
と、着底して巻き始めたすぐグン、グングンと抵抗。魚が喰った!!
合わせを入れてこの魚とのファイト開始!
ずいぶん遠くで掛けたから、寄せるまでがシンドイなぁ。。。と思っていたらあっけなくフックアウト。
まじか・・・
また喰ってきてくれるだろうかと内心焦りつつルアーを急いで回収し、針やリーダーに問題が無いか確認したら再度同じ方向へキャスト。
キィィィィーーーン
ルアー着底。
巻き始める。
グ、グググッ!!
また来た!!
ロッドを立てて、巻き始める。つかめっちゃ引くーーーー!!
いや、コレけっこうデカいぞ。
と魚とのファイトを楽しんでいたら急に軽くなる。ラインブレイク?
ああん? なんでぇ?
スナップが伸ばされてた。
こんなの初めての経験。使っていたのはオーナーの耐力スナップ1.5番。破断テスト17㎏が曲げられる・・・
逃した魚は大きいとはこのことだなぁと悔しい思い。正直舐めてた。
念のために用意していた特別なスナップに交換。
ボンバダのオーヴォ。
世界の魚を相手にするボンバダ・テルさんのトンデモナイ系スナップ。2番のこの小ささでも破断テスト40㎏の堅物。
最初からこれを使っていれば良かった・・・
と後悔しても仕方がないので、スナップを結束し、ルアーを取り付ける。
そしてキャスト。着底後は早巻きしたりストップしたり、スローに巻いたり。
そして
グン、グングン!
またまたまた来たーーー!!
3度目のヒットはずいぶん波打ち際近くだったように思う。
が、どんどん沖へ離れていく。竿がのされそうになる。
リールシート上部のファイティンググリップを保持し、竿を立てる。
ズルズルとラインが引き出される。
ドラグを締め、ロッドのパワーで魚の引きを耐えながら少しずつ寄せていく。
ロッドの性能を信じて思いっきりぶち曲げる。復元力で海面に浮かせて・・・と思うけどなかなか姿が見えない!!
やっと魚体が見えた!! と思ったら最後の力を振り絞って暴れる魚。
これを耐えしのいで、波の打ち寄せる流れに乗せて浜にランディング。
グッドサイズなハマチだった。これは力強く引いたわけだ。ハンドルを回していた左腕がパンパン。
ヒットルアーはタックルハウスのローリングベイト99。フックを強靭なシングルフックに換装していたのが正解だった。
30gという重量を活かして遠投できるのが強み。
ルアーケースに忍ばせること8年にして、このロリベ99初ヒットがハマチというのも感慨深い。
そそくさと締めたらクーラーボックスに収納。まだ青物がいるならキャスティングしてみよう。
ナブラが遠方に見えたので、少しでも遠くに飛ばせるようにショアフリップ60gに変更。
と、またもやヒット。今回4度目のアタリ!!
これもデカイぞー! と思ったら急に軽くなる。リーダーが切られてた。傷が入ってたようには思わなかったけどなー。
今回は4ヒット1キャッチという結果。うち2ヒットがスナップ破損やリーダー切れ・・・これは私が甘かった。残念。
あ
魚のアタリが無くなったので、キャスティング練習。
ジグ60gを投げ込んでみる。
まずはPEモードで最弱の1番。
80m。
続いてXモードのブレーキ最大の8番。
88m。PEモードの1番よりも飛ばしやすいんだね。
次はXモードのブレーキ4番。
劇的に飛距離が伸びるわけでもなく91m。
最後はXモードでブレーキ1番。
95m。よく飛んだほうですね。このくらいが安定して出せれば嬉しい。
釣れたハマチは76㎝
さて何に調理して食べようか・・・