前回に引き続きカレイ釣りに挑戦です。
風がときおり強く吹く程度で日差し良く暖かく、
12月半ばの堤防の釣りとは思えない過ごしやすさでした。
今回の相棒
ロッド ダイワ 10エクストラサーフT27-425 と T30-405
リール ダイワ 10クロスキャスト5000 と 17クロスキャスト4000
虫エサの本虫・青虫はたっぷり仕入れてきました。
前回釣行では正味3時間ほどの釣りでした。
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今回はお昼前から日没までの7時間ほどの釣行でカレイを狙います。
潮の下げの流れに仕掛けが揺られ、穂先がピクピクと動きます。
この潮流に乗った本虫の匂いにカレイが来てくれたら良いのですが・・・
投げ釣りのタックル2本とは別に、ベイトタックルでぶっこみ釣りもしてみます。
ロッド ツララ モンストロ 710モバイル
リール 16メタニウム XG
中通しオモリを使った自作の仕掛けに本虫を付けて、
近場にカレイが来る可能性を探ってみます。
糸が潮の流れで出ず、されど指で引けば簡単に出る程度にゆるゆるのドラグ設定で待ちます。
夕方まで一切アタリ無しの状態が続きました。
同行した友人は危険生物・海毛虫2匹に襲われる状況。
仕掛けの回収にリールを巻いていると、不意に仕掛けに抵抗を感じ、何かが喰ってきたような感触を得ました。
完全に喰いつくのを待つためハンドルを回すのを止め、しばし様子を見ていたところ、
グイーーー
と力強い引きが急に現れ、竿が曲げられるだけでなく、身体ごと持っていかれ、つつつっと足が前に出ます。
瞬発力のある引きではなく、仕掛けが掛かっていることさえ意に介していないような、抗いがたい力強さを感じました。
一瞬の焦り。
6号ハリスのカレイ仕掛けではもたない。
そう頭によぎった次の瞬間、ふっと手元が軽くなり、ハリスが切れたことが分かりました。
2本出していた針が両方とも持っていかれてしまいました。
やられたなぁ・・・
何が喰ってきたんだろう??
と視線を海にやると、
バシャンと海面から魚体が飛び出し、立派なエイが嘲笑うかのように腹を見せながら水しぶきを上げて消えていきました。
エイ・・・
食べたかったぁー。
あ
気を取り直して仕掛けを交換し、再度カレイを狙うべくキャスティングしますが、リールの調子がおかしいことに気づきました。
ハンドルを回すとガタガタシャリシャリと、異音が出ます。
リール本体からローターが外れています(*_*;
パーツが折れたのかもしれません。
これはもう、どうしようもありません。
その後も残りのタックルで狙い続けますが、日没とともに風が強く吹き荒れ、波も立ってきたので納竿。
帰宅後、10クロスキャストの供養会を執り行いました。
中古で5,000円で買った一品でした。
安かったものの、大変気に入っていました。
投げ釣りの思い出とともに安らかに眠ってください。
せめてスプールだけでも有効に活用したいなぁ、と思ったんですが、
なにぶん5000番のスプールなので合わせるリールが無い・・・
とりあえず手元に置いておくか、と思いながらも、物は試しで17クロスキャスト 4000番にはめてみます。
わお! ピッタリ!
4000番ボディには持て余すかと思っていましたが、まさかのジャストフィット。
ということで、エイのやられた10クロスキャストの魂は、17クロスキャストの替えスプールとして受け継がれることになりました。
エイが掛かると、リールやロッドに過大な負荷がかかって破損の原因になるので怖いですね(;^ω^)
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こちらの回では18カーディフCi4+にシャリシャリ異音を出す原因になりました。