ロッドも心も折られた悲しい回。
ロッド操作が未熟でした。オーバーパワーな相手に無理は禁物。
愛媛県南予、宇和海を一望できるいつもの漁港。
今回も根魚をターゲットにしていきます。
使うルアーは前回に引き続きナッゾジグです。
前回のナッゾジグ釣行。
www.berao-setouchi-fishing.com
今回の相棒。
ロッド フィンチ カナリアC48UL
香川県にあるアウトドアショップで購入した4本継のパックロッドです。
ロッド購入回はこちら。
www.berao-setouchi-fishing.com
ベイトフィネスの沼に見事ハマった思い出深くて愉快なロッドです。
5フィートにも満たないウルトラショートな操作感が釣りの楽しさを引き立ててくれます。
リール シマノ カルカッタコンクエストBFS HG
前回訪れた際に、この漁港で中型のシーバスが多く溜まっていたので強めのタックルも持ってきましたが、今回は居ない様子なのでとりあえずベイトフィネスを使っていきます。
ワンハンドで楽々操作できるのが良いですね。
四本継とは思えないほどしなやかなに曲がってくれるので、手首のスナップひとつで5.5gのナッゾジグをヒューーーンと飛ばしてくれます。
着底したらスローリトリーブ。
アタリが無ければ違う場所にキャスティングし、魚を探っていきます。
もぞもぞっとアタリが出ればフッキング。
小さいけど綺麗なカサゴが来てくれました。いいね。
リリースしてサイズアップを狙いますが、次も同程度のサイズでした。
5投して反応無ければ移動。
ランガンでとにかく探ってみます。
1つの堤防でこれ以上アタリが無いと判断すれば、車に戻って次の堤防へ。
ショートレングスのカナリア48は、釣行のセッティングのまま簡単に車内へつっこめるので、取り回しの良さが活きます。
次の堤防に移動して1投目。
着底後のスローリトリーブ中にグイーーーと引き込まれたのでロッドを立てて合わせをいれた瞬間、
バキッ
乾いた音が響きました。
あ、やばっ
あ
バットの繋ぎ部分が折れて、破損を免れた先端側のパーツ3本がラインを伝わりスルスルと海中へダイブ。
おまけにラインブレイクしたので回収不可能という事態に絶句・・・
手元に残ったのは折れたグリップ側パーツとカルコンBFS。
貴重なナッゾジグも無くなってしまいました。
エイに引っかかってしまったんかなぁ。
強い引きに対して不用意に合わせをいれてしまったのが原因なので、ロッドのパワーを見極めず無茶をした自分の愚かさにしばし放心状態。
ロッドが落ちたであろう暗闇の先を眺めながらお菓子をぽりぽり。
ふぅ。
車に戻ってタックルチェンジ。
ロッド ツララ モンストロ710モバイル
キャストウェイト11~200gというカサゴ相手には完全にオーバーパワーなロッドなので、仕掛けに工夫が必要です。
リール シマノ カルカッタコンクエストDC 101HG
スプール径33mmの扱い易さと、DCブレーキの安定感が強みのリールを新規に導入しました。
仕掛けはシャロ―フリークのシンキングタイプ。
これを中通しパイプに取り付けて、フカセ釣りのからまん棒をストッパーにします。
そして、からまん棒の下80㎝のところに1gのジグヘッドをつけ、虫エサをセッティング。
軽いものを投げるのが不得意なモンストロでも、ウキ部分が16.6gあるので快適にキャスティングできます。
残浮力-0.8gのシャローフリークダイブと1gのジグヘッドがゆっくりと沈下して底を攻めてくれるので、根魚にスローな喰わせの間を与えることができます。
ヘビーロッドを使った遠投リグのライトゲーム。
そんな感じで思いついたまま構成したリグを実戦初投入。
そしてこれが大ヒット。
着底後のスローリトリーブが効きます。
虫エサの場合は着底後のステイでも、当然ながら喰いついてきます。
重りが2か所ある仕掛けなのでキャスティングは気を遣いますが、DCも優秀なのでバックラッシュ無しで遠投できます。
釣れたら良いなぁと思って考えたリグを使ってうまく釣れるのは嬉しいものです。
中通しパイプのおかげでリグが絡まることもなく、快適に釣れます。
良型も釣れましたが、パンパンに卵を抱えているお母さんだったためリリース。
本日の結果
ロッド1本破損
ジグ1個ロスト
遠投リグを習得
カサゴ5匹