ベイトタックルのショアジギングで青物を釣ってみたい。
そんな動機でベイトタックルを担いで訪れた愛媛県の南予地域。
やっぱり南の海はワクワクする。
趣味の釣りしてるんだから、
いろんな手段で魚を釣る楽しみを味わってもいいじゃん。
(ベイトタックルで青物チャレンジに挑む姿を変態と評する友人つりとくるま)
ということでルアーセレクト。どれを一投目に使うのか選ぶ瞬間は少し緊張。
風や潮の流れ、釣り場の深さや濁り具合で一応はかんがえてみr・・・えぇい!メタルマルで!
今回の相棒は、
ロッド ツララ ハーモニクス コローナ105MSC-HX
こちらで少し紹介していた、ハリがあるのにしなやな曲がりでキャスティングの気持ちいいロングベイトロッドです。
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リール アブガルシア ビッグシューターWM60
PE5号を200m巻いて、戦闘態勢バッチシ。
こちらの記事で取り上げていますが、間違いなしのモンスター級ベイトリール。
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これまではぶっこみ仕掛けを投げる程度でしかなく、まともにルアーを投げるのは初めてのリールです。
ベイトタックル自体の経験値の浅いべらおにとって、ショアジギングの実戦初投入に緊張がぬぐえません(;^ω^)
遠心力ブレーキとマグネットブレーキを組み合わせたアブガルシアのインフィニブレーキシステムに期待です。
夜が明けはじめ、ちょっと霞みがかった景色が綺麗な南予の海。
北からの強い風を避けるため、北側に山を背にした釣り場を選んだのに横っ風が吹き荒れる状況。
ベイトタックルなら低弾道でキャスティングできるので、スピニングよりも案外風への対応力は高い。
先発で投げるルアーはこちら。
あ
ブリーデン メタルマル40g
安定の一番手メタルマル。最近はどこのショップでも安定的に購入できるようになったので嬉しいかぎり。バックラッシュで飛んで逝ってしまっても痛手が少ないのは助かります。
サイドキャストで飛ばしてみると50mほどのところで着水。
オーバーヘッドで飛ばしてみても50m(笑)
スピニングのときと比べると圧倒的に飛んでないし飛ばせてない・・・
飛距離がものをいうほどの釣り場ではないけれど、やっぱり、もう少し飛んでほしいから練習が必要ですね。
WM60のブレーキ設定は、遠心力ブレーキはMAX、マグネットブレーキは最弱から1/4の位置。
バックラッシュほどのことは釣行中に起きることはありませんでしたが、冷や冷やするほどスプール内でラインが膨らむことがあり、キャスティングのたびに緊張感がありました。でもそれが楽しい!!
とはいえ魚からのコンタクトは無し。
ルアーを替えてみます。
ギアラボ ショアフリップ40g
ただ巻きジグの代名詞とも(個人的には)いえる優秀なルアーです。
本当に、ただ巻いているだけで釣れちゃう凄いルアー。
ベイトリールの強みは、巻きがスピニングに比べて楽だということで、ただ巻き系のルアーとの相性は抜群です。
スピニングリールで巻いていると腕が疲れてくるほど引き抵抗を感じるのに、ベイトリールだと腕にくる負担が少なく、巻いて釣る釣法との相性が良いです。つまりショアフリップとの相性が良いということ。
疲れにくいのでキャスティングの回数が増え、必然的に魚への誘いの回数が増えます。
と、巻いているルアーにひったくるような抵抗を感じたのでフッキング!
グイ、グイ、と引き込まれる力にのされることのないバット部分の踏ん張りと、綺麗に曲がって力をいなしていく竿先を活かして寄せていきます。
WM60をゴリゴリ巻いて抜き上げると現れたのは、
念願の青物!
カンパチの子。40cmは超えるそこそこのサイズです。
青物をベイトタックルで初めてかけたので、やり取りを少し遠慮気味にしてしまい走られ気味だったかなと反省。
タックルが優秀すぎたので釣り上げることができましたが、内心は冷や冷やしてました。
十分に渡り合える確信を得たので、次はしっかり主導権を握って釣っていきたいものです。
その後、30分以上はアタリなしの状態が続き、さっきの一匹だけでおしまいかなぁと思っていたら
グイーーーーン
と竿がしなり、ルアーが引っ張られます。
2匹目きたーーー! と喜び嬉しさで巻き上げます。
今後はしっかり主導権を握り、余裕をもって対応。
ベイトタックルの巻きの強さは魚をかけた後でも変わることはなく、楽々に寄せていきます。
釣れたのはブリの子。難なく抜き上げに成功しました。
ベイトタックルでショアジギングをしてみて分かったのは、
リーリング時の身体への負荷が少なく、楽に巻き取れるので必然的にキャスティングの回数が増え、魚へアピールし続けられること。
魚をかけた後はそのトルクを活かしてグイグイ寄せることが可能です。
合わせるロッド次第ではありますが、あっという間に魚を浮かせて獲ることができました。
今回の釣行のようにテトラがあって足元に潜られたくない、という状況下ではとても頼もしかったです。
飛距離が出にくいことと、バックラッシュの怖さで精神的に疲れるところは練習あるのみで(;^ω^)
今回の釣行では糸絡みで釣りが出来なくなるような事態にならなくてすみました。
PE5号という太糸とアブガルシアのインフィニブレーキシステムのおかげでしょうか。
今回の釣果
ネリゴとツバス
初挑戦のベイトタックル・ショアジギングにしては、まずまずの結果でした。
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次回、カンパチの子とブリの子を刺身で食べ比べてみた
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