ヤマガブランクスが数量限定で販売しているセルフビルディングロッドキット。
ロッド作りが初めての人でもできる内容になっているとのことなので、
家にいる時間の多い時期に作ってみました。
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www.berao-setouchi-fishing.com
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さぁ、取り掛かってみますよ。
まずは2種混合のエポキシ接着剤を準備して、
グリップの取り付けから始めます。
グリップの一番上には、ヤマガブランクスの焼き印が施されたパーツを付けます。
こういう細かな所有欲を満たしてくれるあたり、やるなぁ!
グリップ本体の取り付け。少しお尻に黒い部分が出ていますが、最後にグリップエンドをつけるので問題なし。
次にガイドセッティング。
大中小あるスネークガイドをマスキングテープで仮止めし、ロッドのしなり具合を確認。
各ガイドの取り付け位置は好みですが、
トップ~小ガイドの距離 < 小~中ガイドの距離 < 中~大ガイドの距離
という原則はあります。
ガイド位置が定まったらいよいよ、ガイドを固定するためのスレッド巻きをしていきます。
このロッドキットにおいて一番個性の出る部分になるでしょう。
スレッドの巻き方は説明書に分かりやすく書いてあります。
糸の摩擦力を活かした巻き方です。
くるくるぅ~と。
あ
慣れるまでは何度も巻き直しをしましたが、スレッドの長さは十二分にあり過ぎるので何度でも失敗できます。
この巻いている時間がけっこう楽しい。
スレッドを巻き終えたらカットした糸の端を綺麗に整えます。
ハサミの刃が届かない細かいところはライターで。
トップガイドはスレッドを巻く必要ないのですが、飾り巻きしてみました。
整えたらトップコートでコーティング。
重ね塗りで少し厚みを出しておくと丈夫になるので3回塗りました。回数はお好みで。
艶が出てきましたね。
ブランクとグリップの境部分にも飾り巻きをしてみました。
スレッドを交差させるダイアモンドラッピングというのかな。
スレッド2本を重ねて二重巻き。
スレッド巻きが終わったら最後にグリップエンドを取り付けます。
と、その前にリール固定用のリングを入れまして、
ヤマガブランクスのプレートとグリップエンドをつけます。
ここでガイドの向きと合わせることに注意して、
完成!!
ヴァンキッシュと合わせてみた図。
初めてチャレンジしてみたわりには上出来だと自画自賛(笑)
これを機会にロッドビルディングしてみようかな、と考え始める自分がおります。
このロッドでアジを狙うかメバルを狙うかベラが釣れてしまうか・・・
いろいろ想像を膨らませるとわくわくして、すぐにでも釣りに行きたくなりますね。
以上、ヤマガブランクスのセルフビルディングロッドキットの紹介でした!
ヤマガブランクスの紹介ページには「テクニカル猫じゃらしロッドとして、よりゲーム性の高い猫との触れ合いが可能」と書いてあるので高級な猫じゃらしだなぁという感じですが、
説明書の随所にも猫のイラストがあって、割と本気で猫じゃらしの活用を想定している?(笑)