たまぁぁぁ~に
発作的にパックロッドが欲しくなるときがあります。
ちょっとズボラに
肩の力を抜いて
タックルは最小限
ルアーは選りすぐりの少数精鋭部隊編制で
身軽に手軽に気軽に魚釣りを楽しみたい。
そんなとき、モバイル性に優れたパックロッドを手にしたくなるのである。
写真左:フィンチ カナリアC48UL
わずか4.8フィートのベリーショートベイトロッドをさらに4ピース化して、抜群のモバイル性を手にしたベイトロッド。握ると少年のようにワクワクと心が躍り、べらおにベイトフィネスの楽しさを目覚めさせた楽しい一振り。
写真上:アブガルシア ワールドモンスターWMSC-734H
手にした瞬間「太鼓のバチかな?」と思うくらいガッチガチに硬いスティックが4本。ルアーウェイトがMAX 300gまで適合しているという怪物級ベイトロッド。これを握り締めるとテンションMAXになるが、その日の釣行はボウスになるという呪いがある。
写真右:ブリーデン グラマーロックフィッシュ トレバリズムキャビン704CS 4トラベラー
名前が長すぎていつも覚えられない名竿。手にするとクレバーなアングラーになった気になる。ガイドが小さく、夜間の糸通しに手こずることが稀によくある。ルアーウェイトの下限がまさかのゼロg(!?)
パックロッドには専用のロッドケースが付いているものがほとんど。
グラマーロックフィッシュのパックロッドには、スタイリッシュで細身のハードケースが付いてて格好いい。所有欲満たされまくり。
上部は硬質プラスチックでしっかりカバーされているので安心。
ロッドベルトを使ってバッグにくくり付ければ両手が空いて移動も楽ちん。
リールをリールカバーに仕舞い、ルアーケースとスナップなどの小物ケース、プライヤーを収納したら
いざ、パックロッドとともに旅に出よう。
(今はタイミングがタイミングだけに、行先には注意を)
あ
見知らぬ土地での釣りはドキドキするもの。
どんなフィールドで、どんな魚がいるのか、どうアプローチしたらいいのか。
旅のメインである観光地を周りながらも、海のほうをちらちらと確認して釣り場探しも欠かさない。
初めて見る景色に、釣りのことを忘れる時間もあったり。
しっかり食事をとって休息したら、旅のもう一つの楽しみ、釣りに出掛けよう。
ルアーローテーションしながら、魚の反応を探る。
少数精鋭部隊と言いながらも、ついつい多めに携行しがち。
藻場周りで泳ぎ回る魚をサイトフィッシング。
きらめきのあるマイクロジグでリフト&フォールを繰り返すと、複数の魚が興味を示しルアーの後ろを追従してくる。あとは口を使ってくれるのをひたすら待つ。
操作性の良いロッドを使うとルアーがきびきびと動き、魚を猛烈に誘惑してくれる。
さらに感度が良いと、ショートバイトも逃さない。
ヒットしたのはとても小さな魚だとしても、バイトにもちこむための駆け引きやルアーローテーションによる反応の違いなど、ある種の知的興奮も湧き上がるルアーフィッシング。
パックロッドを背負って、旅の思い出とともに釣りの思い出をつくってみてはいかがでしょうか。