【魚種限定解除】という謳い文句に違わぬ高性能っぷりに発売前から注目度抜群。
発売されるやどこでも即日完売。
どこの釣り具屋さんでも売り切れ続出&入荷日未定。
ネット通販でも品切れが続き、いっときは入手困難となったルアー。
(地域によっては今もなかなか店頭では買えない?)
それが今回取り上げるルアー。
ブリーデンのメタルマルです。
前回の記事でも大活躍をしてくれたメタルマル40g。
berao-setouchi-fishing.hatenablog.com
シイラの顎にがっつりフッキング。
表層レンジキープで泳がせることができ、フィッシュイーターにばっちり効きます。
このルアーの特徴は、エギのようなシルエットでありながら樹脂ではなく金属製であること。そしてフロントに寄せられた重り、お尻に付いたブレードとダブルフック(後に根掛かりしにくいシングルフックver.も登場)。
他に類のない形状をしてます。
ジャークしても良し、ただ巻きしても良し、底をコツンコツンと攻めても良しの全層攻略型ルアー。
当時住んでいた鳥取でも2013年頃はほんとになかなか手に入らなかった時期が長く、あの時はずっと使いたくてうずうずしてました(汗)。
大きな堤防で遠投したいのに、当時一番重たかった28gはおろかほかのサイズまで根こそぎ入荷未定。。。
人気っぷりが見てとれます。
現在では好みの重さ、カラーも揃っており、店頭でもネットでも入手は容易になりました。
あ
6年前くらい?
ネット通販で唯一残っていたから購入したカラーのステルスグリーンはいまだ健在(笑)。
地味だしどんなときに使えばいいのかよく分かんないし、一番人気が無くて釣り人からのバイトが無くて売れ残ってたカラーだけど、文字通りステルスにシルエットを隠せるカラーリングと目立つブレードはマイクロベイトのパターンに適してるので、活躍の場面も多々あります。多分(このカラーで釣果はまだ無し)。
実家のある鳥取県のお隣、島根県の美保関に訪れたときでした。じつに美しい自然とながーーーく伸びた堤防の景色。大好きな場所です。
秋から12月いっぱいまで山陰の海域にサゴシが多く回遊し、どこの堤防でも大量に釣れていました。しかしこの日は珍しいほどに全く反応なく、美保関では周りの釣り人は全く釣れてない厳しい状況下でした。
そんな状況下、入手困難な時期だったので使うのが躊躇われたメタルマルでしたが思いきって使ってみて大正解!!
初の実戦デビューで見事な初陣を飾ってくれました。
軽くしゃくってゆっくりフォール、という今でいうスロージギングのようなことを繰り返してたらぐぐっとアタリがあり釣ることができました。
サゴシって歯が鋭いからリーダーを切られることがあって、あまり貴重なルアーを使いたくなかったんですよね、、、(((^_^;)
歯で塗装もボロボロになるし。
でも釣れるんで味をしめて使いまくると
ご覧の釣果!
貴重なメタルマルを使い果たして燃えつきました(笑)
当時の鳥取はサゴシフィーバーすぎて、もうなんかね(笑)。
他にもブレード系のルアーってたくさんありますよね。
たとえば、シーバスゲームで活躍の場が多いコアマンのパワーブレード。
掛けるアイによってリトリーブに変化をつけられます。
堤防からのデイシーバスでぶっちぎりの成績を引き出してくれたときがあり、もうボロボロですが大事にルアーケースにしまってあります。
だけどこのブレード系のルアーはエビりやすい!
リフト&フォールの途中でエビった時に出る独特の引き抵抗を感じたときの「あぁ~、、、」っていう(汗)
おまけに少しバイトしづらい!
でもメタルマルはエビりにくいんですよ!
絶対ならないわけではないですが、ほかのブレード系とは比較にならない快適性。
そして緻密に計算されたブレードとフックの関係性。
見事にブレードに噛みついてくれ、それをフッキングしてくれます。
これも使い続けるためには大事な要素。
さらにメタルジグ並みのぶっとび性能と全層を攻められるレンジキープ能力。
釣り場に到着してとりあえず投げてみるパイロットルアーとして優秀なため、いまやルアーケースに常駐する一軍ルアーです。
わたしのこれまでの戦績でいうと、
サゴシ、ツバス、シイラ、カマス、ダツ、エソ、ヒラメ、、、
シングルフックに交換してますがしっかり食らいついてくれています。
鳥取の河口でただ巻きしていたらヒット!
ヒラメは泳力が強いから追いかけてくれました。
ボトムに落として攻めていたらマゴチも夢じゃない?
使うのは28gと40gオンリーです。
ライトゲームをされる方であれば、もっと他魚種を釣り上げられるでしょう。
ルアーケースにおひとつ、このメタルマルを忍ばせておくのは悪くないですよ。