待ちに待ってやってきたこの日。
2024年3月31日にネット販売開始となり、わずか1分も経たないうちに完売した注目のロッドをなんとか滑り込みで入手することができた。
G-TECというメーカーのクロスセンシティブ・シリーズの第6弾となるこのベイトロッドの名前はサバト。
YouTubeにあがっていた「釣りビジョン」で、このロッドについて発売前の紹介がされていたのでまずはコチラをどうぞ。
話題のロッドブランドG-TECより2024年3月にリリースされる、コダワリのアングラーに送る最高峰ロッドシリーズ「XrosSensitive」の第6弾“SABATO”を紹介する。
「1本で様々な釣りを本気に愉しむ」というコンセプトの同シリーズだが、ロッド1本1本に個性があるという。
その特徴や開発に込められた想い・コダワリをトモ清水が語る。
釣り人に安息日(=SABATO)を、という意味でネーミングされたこのロッド。
G-TECが最初にリリースした59STディアスローと、第2弾でリリースした71ML+の中間に位置するこの74サバトのロッドスペックは以下の通り。
シリーズ名 XrosSensitive
モデル品番 XSC-74RT-PRO
モデル名 SABATO
レングス 7.4フィート
継数 2本
仕舞寸法 115.2cm
自重 56.5g
先径 1.25cm
グリップ長(リールシートから下部) 23.5cm
テーパー レギュラーファースト
ティップ チューブラー仕様
ルアーウエイト 1.5~20g
ベスト適合ジグ 5g
バーチカルシンカー 5~56g
PEライン 0.4~1.0号
リーダーライン 3~12lb
公式サイトでロッドの仕様や、実際に魚を掛けたテスト釣行の様子が載っているので、ぜひチェックしてみて欲しい。
そして今回べらおの元にも届いたので、開封してみた様子をお届けしたい。
あ
ロッドを覆う専用の竿袋はスェード調というのか、柔らかく高級感のある仕立てで触り心地も良い。
G-TECはペーパーレス化を進めているため、ロッドの説明書や保証書は入っていない。購入した際の情報を会社が把握しており、万が一破損した場合はメーカーにまず連絡となる。
なお保証期間は1年となっている。
(だから中古で購入した場合は問答無用で保証の対象外・・・なのかな)
また、パーツの別売りも可能となっているので、破損に備えてティップセクションの予備を持つことも可能。
ティップセクションはプロテクターでしっかり保護されていた。
これは地味に嬉しい。
元ガイドだけ逆付けとなっている。
ガイドはSiC-Sとオールチタンフレーム。
ガイドシステムは小口径かつ多点タイプ。
スレッドはシンプルだし塗装も抑えられている。
繋ぎ部にメーカー名と商品名がさりげなく印字されている。
リールシートに近い2つのガイドだけダブルフットガイドとなっている。
リールシートはスケルトンタイプというかなり軽量なもの。
トリガーがショート化されているので、ここは手に馴染む人とそうでない人がいるかもしれない。
リールシートには強度と感度を確保するRMG構造と呼ばれるメタルパーツを使用。
このあたりは実際の釣行で魚のアタリやボトムタッチの感度を体験してみたい。
リールシート下部からエンドグリップまでの間に商品名の印字。
このあたりのカーボンの紋様が美しい。
このグリップエンドのEVAは密度のしっかりある硬質なタイプっぽい。
そうは言っても硬質ゴムとは違うので、綺麗に保ちたければエンドグリップを保護するキャップを付けておきたい。
今回は取り急ぎ開封インプレとなったが、実釣の様子も次回以降お届けしたい。