軽いリールが欲しい。
最近のべらおの関心事は軽量リールでした。
汎用リールの最高峰といえば、シマノならステラ、ダイワならイグジスト。
それぞれの企業がフラッグシップとして送り出す商品なんだから良いものだってのは分かるんだけど、いち趣味で釣りを楽しむだけの身分としては6万円後半からする値段を見ると「んーー!手が出ない!!」と思うわけで、
中古市場に目をやると、10ステラも格好良いなぁと思うけど、それでも程度が良いものを選ぼうとすると3~4万円、、、古い機体なのでこの先修理が必要になったときのパーツ在庫の問題があり、購入する勇気はありません(泣き)
2019年になって新型が出たので型落ちで特価セールされている16ヴァンキッシュが35,000円台。
あちらこちらでたたき売りされているのを見て「いいなぁ~」と目を輝かせるべらお。
でもなかなか購入に踏ん切りがつきません。
いろんな釣り具屋(中古専門店含む)を回って悶々と日々を過ごしていると、、、
実家の鳥取に帰省したときに事件は起きた。
('Д')・・・
19ヴァンキッシュが32,900円!?
16ヴァンキッシュのセール品でもこれより高いよ!?
Amazonでも42,000円クラスよ!?
なにかの見間違いかと思ったけどやっぱり売られているのは19ヴァンキッシュ。
ステラに匹敵する要素を盛り込んだシマノの最新機種で、2019年最も注目されているスピニングリールじゃないですか!
しかも一日おきに1,000円ずつ値下がりしていく”チキンレース”なる企画のようです。
どこまでアクセルを踏み続けて値段を下げられるか、その限界を賭けて鳥取のアングラーたちが我慢比べをしています。
ふっ。おもしろい。
この勝負、俺も乗ってやるZE!!ブンブーン!
全力でブレーキ(ベタ踏み)
同郷のアングラー諸君、すまん。
あれを買ったのはワイや!!(土下座)
あんな値段出されたら飛びつくしかないやん!
ということで細部を見ていきますよ。
購入したのは C2000SSS というモデルです。
スペックは
自重145g
ギア比5.1
実用ドラグ2.0kg 最大ドラグ3.0kg
スプール径43mm ストローク13.5mm
ナイロン 2.5lb / 100m
フロロ 2.5lb / 80m
PE 0.4号 / 100m
ちなみに別の鳥取のお店では19ヴァンキッシュの4000XGが中古(2回使用程度の極美品)で27,000円でした。
どうなってんのさ鳥取・・・
外観と付属品
ボディカラーはブラック。
縦に入った打ち抜き加工がカッコイイ。
ボディにはステラと同じマグネシウム合金を採用していて、軽量でありながら剛性も確保してあります。
またサイレントドライブを搭載し、部品同士のガタや揺れを極限まで排除してあります。
とても滑らかで心地の良い回転性能と静粛性があります。
ギアにはマイクロモジュールギアⅡを搭載。ギアフィーリングを向上し、音鳴りの軽減に貢献しています。
16ヴァンキッシュがグレーっぽいボディにゴールドの装飾で華やかだったのに比べると、真っ黒ボディの19ヴァンキッシュは引き締まった印象を受けます。
もっと派手なのが良いという方もいるでしょうけど、どんなロッドにもマッチし易くて好きです。
新形状のラインクリップはホールド力がアップしており、エステルラインの0.2号からフロロの40ポンドまで対応できます。
基本的にラインクリップは使わずスプールバンドで留めるので使わないですが。
ラインローラー部とローラークラッチ部にXプロテクトを搭載し、防水性能を得ています。
付属はこんな感じ。
ベールとスプール
ベールはチタン素材。軽くて強度あり。一体成型でつなぎ目のないワンピースベールです。
ベール開閉角度は広いです。
ロングストロークスプール。これまではステラのみだった機構を19ヴァンキッシュで初搭載。
遠投性能アップに貢献します。
ドラグノブはシャープです。回した感じはカチカチッと硬くしっかりしてて好印象です。
ドラグ音はカチンカチンと金属の高い音で結構大き目。このあたりは好み分かれそうです。
ローター周辺
クイックレスポンスシリーズの頂点にくる19ヴァンキッシュには、新型のマグナムライトローターを搭載。
肉抜きも施され徹底された軽量化により、巻き心地は軽快です。
ハンドル部分
19ヴァンキッシュのハンドル素材はCI4+の炭素樹脂。
近くで見るとカーボンの独特の模様がうっすらと浮かんで見えます。
ハンドル軸はチタン製。
ハンドル素材と合わさりライトゲームで不意に大物が来ても安心して楽しめるほどの頑丈性と軽量を確保してあります。
ロッドと合わせてみた
合わせるロッドは、ブリーデンのグラマーロックフィッシュ TK division トレバリズムキャビン 704CS
7.4フィートの長さで62gという軽さのライトゲームロッドです。
今までこのロッドには14月下美人2504Hと合わせてました。
自重225gと重たく手元ヘビーなバランスで、これはこれで悪くないのですが、やはり軽いロッドに軽いリールで合わせるほうが互いのバランスがとれてポテンシャルを活かせるのかな。
非常にマッチしてて、これからの実釣に期待できます。
ロッドとリールのカラーリングも一体感があって違和感ないですね。
ついでにゴメクサスのリールスタンドも取り付けました。
巻いているライン
PEラインを巻きました。
普段愛用しているのはよつあみのG-soul X8のアップグレードなのですが、たまたま目についた使ったことのないPEラインを巻いてみました。
ラパラのラピノヴァXです。カラーはファイヤーカモ。0.3号の150m。4本編みです。
細いラインを使うので少しでも視認性を確保したく選びました。
価格は手軽なのですが、使い勝手はどうなのでしょうか。
実釣が楽しみです。
19ヴァンキッシュのラインナップについて
最後に、19ヴァンキッシュのラインナップを紹介。
・1000SSSPG
・C2000S
・C2000SSS
・C2000SHG
・C2500SHG
・C2500SXG
・2500S
・2500SHG
・C3000SDH
・C3000SDHHG
・C3000
・C3000MHG
・C3000XG
・3000MHG
・4000MHG
・4000XG
・C5000HG
・C5000XG
全部で18種類もあります。気合入りすぎぃぃ!!
そして一番大きなC5000番でも自重220gという軽さ。14月下美人よりも軽いじゃん・・・