SUPというものが世に出てそれなりの年月が経ち、だいぶ手ごろな価格で手に入るようになったから購入。
2024年モデルで値段は2万円を切っていた。
安定性に影響がくる横幅が80㎝のものをチョイス。
直進性に長ける幅60㎝や70㎝のものでは釣りがし難いと思い、なるべく幅の広いものを選んでみた。
空気で膨らますインフレータブルという種類のため、かなりコンパクトに収納可能。
ハイエースとかミニバン所有者ではないので車載性を考慮する必要があるし、自宅での保管にも限りがあるため、小さく畳めるものが望ましかった。
とりあえず膨らませてみると上のような感じ。
重量は8kg
ここからクーラーやら何やら艤装が増えていくため、なるべくSUP自体も軽いものにしておきたい。
ボードの前部には伸縮バンドとD管が備え付けられている。
さらに先端部には持ち手と、アクションカメラを取り付けるためのネジ穴が付いていた。
ボードの後部は空気入れのバルブとD管が1つ、そして持ち手がある。
ボード底部に取り付けるフィンは取り外し式。
専用の空気入れは、自転車用のそれよりもかなり大型だった。
ボードと身体をつなぐリーシュコードも付属。
パドルは三分割式でコンパクトながら伸縮性があり、かなり身長の高い人でも立ったまま漕ぐことができるように伸ばすことが可能。
分かりやすくカーボン調の柄が良い感じ。
ボード前部には、掛けた魚を釣り上げて置くためのコンテナとロッドホルダーを100均で買ってみた。どちらもセリアで発見。
魚はヒレなどに鋭利なトゲがある場合が多いため、安全にランディングでき、かつ海水や魚を〆たあとの血が抜けやすいように網目の細かな植栽用のコンテナをチョイス。
ロッドホルダーを取り付けた買い物カゴをSUPボード前部に設置しているアングラーが多いように見受けられたが、なるべく重心を低くしたかったためこういう形にしてみた。
パドルの一時置き場にもなるロッドホルダー。セリアで1つ110円。コンテナにミラクルフィットしている。
SUPボードを洗う際に、地面に直置きしないためのステップ。ダイソーで1つ300円。この上にボードを置けば綺麗に洗いやすいかなぁと思い購入。
SUPボードや細々としたものを車に積載するためのケース。
DCMというホームセンターで780円で購入。
あ
釣った魚をどうするかが一番のネックだった。
ストリンガーに繋いでおくというのが一番ラクな方法なのだが、海中にぶら下げていると鮫に襲われる懸念も想定されるため却下。
かと言ってクーラーボックスは重たいし、小さいものだと収容量に限界があるし、なるべく軽量で保冷力に優れたものが望ましい・・・という希望の中で最終的に導き出した答えがこの発泡性のクーラー。
とにかく軽くて、車から海辺まで持ち運びしやすいこと、保冷力に優れること、不意な大物が釣れても収容できる横幅があること、耐久性が高められている工夫のあること、SUPボードに固定できるロープの付いていること、万が一SUPボードが転覆したとしても復帰しやすいこと。
いろんなことを想定したうえで発泡スチロール製のものを選んでみた。
唯一不安のある耐久性の部分を懸念して、耐水性の高い補修用テープをクーラーボックスに貼り付けて補強してみる。
底部はもちろんのこと。
よく触れるであろう開閉時の持ち手や――
四隅の部分に補修用テープを予め貼っておくことで、なるべく壊れにくいようにしてみた。
そして忘れてはいけないことが1つ。
レーダーを備えた大きな船に発見されやすくすること。
海上でのSUPボードは小さく発見されにくい存在のため、他の高速艇に見つかりやすくするための工夫の紹介が海上保安庁にあったので試してみた。
https://www.kaiho.mlit.go.jp/04kanku/safety/leisure/000885.html
もとは海苔の養殖用の網など海洋上の漁具がレーダーに映るようにするためのものだが、SUPに備え付けている人が多いため試作してみた。
海上保安庁の紹介をもとに、船のレーダーに映るための金属製の反射板を作ってみる。
用意したのは加工がしやすいアウトドア用のアルミシート。
キッチン用と比べて圧倒的に厚みがあってしっかりしている。
そして反射板を壊れにくく、海水に晒されてサビにくくするために、プラ製のボトルに入れることにした。
このボトルもセリアで購入。
十字に交わしたアルミシートを上下に2段、それぞれ角度を変えてレーダーに反射しやすいようにボトルに入れて接着。
このボトルは同じくセリアで購入した伸縮性のある植栽用の支柱に取り付けてみた。
クーラーボックスは100均の自転車用荷造りバンドで固定。
これで実際にうまくいくのかどうか。。。
実戦で試すことができたらまた報告したい。