日本一のタオル生産量を誇る愛媛県今治市には、
タオルを使ったタオルアートが数多く展示されたタオル美術館というのがあります。
タオルに囲まれた世界にも珍しい美術館。
この美術館でプーさんの企画展示が始まったとのチラシを見かけ、初訪問してきましたのでその様子をご紹介。
かなりファンシーで可愛くて写真スポットもたくさんあったので、ファミリー&カップルのおすすめ度はかなり高い楽しい場所でした。
タオル美術館は、今治市朝倉ののどかな自然に囲まれた自然の中に建坪1万㎡、ヨーロピアンガーデン1万㎡の広大なエリアで構成された美術館です。
想像していたよりも大きくてビックリ・・・!
さて、1階で検温と手指消毒を済ませたら中に入ります。
1階にはプーさんグッズがたくさん展開されていますが、それは後でじっくり見るとして、ギャラリー入口のある4階まで上がります。
ギャラリー入口前には、糸を巻かれたボビン、通称「チーズ」で作られたキティちゃんや、綿で作られたケーキやハンバーガーなどがお出迎えです。
ギャラリーに入るとタオルの製造工程の見学から始まります。
糸を撚り、織り込まれる過程をじっくり見ることができます。
精密で細かな機械の動いている様子がなんか楽しい。
カシャンカシャンカシャン・・・とリズミカルに織機が動いて、決められた柄が仕上がっていきます。
見学が終わると階段をあがり、常設展示されている「ムーミンの世界展」フロアへ入ります。
青一色のライトの階段を上がると、ひょこひょことムーミンたちが顔を出してきました。
なぜタオル美術館の常設展示がムーミンなのかは謎ですが、一歩踏み込めばムーミンの世界が広がるフロアです。
絵画のように見えますが、よく見ると織り込まれている布生地であることが分かります。
鼻が大きくて目が見えない(笑)
ムーミンが好きな人にはたまらないジオラマみたいな展示もあります。
キャラクターは綿でできているのかな?
各キャラクターの解説も一つずつ丁寧にされています。
ムーミンがトロールだったという衝撃の事実。
原作の絵本やコミックを織物で再現したと思われる作品があります。
サザエさんのエンディングのような並び方(笑)
ムーミンの展示だけでもけっこうなボリュームでしたが、ほかにも展示作品はあり、それらを抜けた先にお目当てのものがありました。
あ
くまのプーさんおひさまマーケット
展示は2021年5月18日までと、かなりの期間で展示されています。
プーさんの仲間たち!!
遠目に見たらイラストにしか見えないんだけど、
やっぱり織物でしたーー。
プーさんたちは動物じゃなくてぬいぐるみです。豆知識。
展示室には、プーさんとのツーショットが撮れるスポットがたくさんあります。
これは子どもも楽しいし、カップルでも楽しめる展示です。
このプーさん・・・可愛い・・・!
良い味出している織物がたくさん。
見ているだけで楽しくなります。
これがバスタオルで売られていたら家に飾りたい!
企画展示をじっくり観賞し終えたら、グッズコーナーを見て回ります。
プーさんのグッズ販売コーナーは1階にあり、ギャラリーに入らなくても購入することができます。
ぬいぐるみがいっぱい!
ここでしか手に入らない限定グッズもあるそうです。
タオルやハンカチなどの布製品だけじゃなく、水筒やお弁当箱などもありました。
タオル美術の常設展・企画展は合わせて
・大人800円
・中高生600円
・小学生400円
となっています。
気になる人はホームページもチェック!
グッズ販売はほかにも、
ムーミン関連のものの販売や、
一般のタオル販売、お得に買えるアウトレットものの販売もされています。
四国物産販売もあります。
お菓子やミカンジュースも種類豊富に揃っています。
また、この美術館併設のレストランやカフェで食事をすることもできます。
ヨーロピアンガーデンで四季折々の花を眺めながらお茶したり、散歩することもできます。
カフェの窓際の席で一休みも良いですね。
タオル美術館では、結婚式が執り行われることもあるそうです。
ムーミンと仲間たちのブロンズ像がガーデン内のあちらこちらにあります。
一つひとつ探しながら歩くのも楽しいかもしれない。
メルヘンな世界感あふれる、今治のタオル美術館の紹介でした。