2022年10月30日 サイクリングしまなみ に出場してきました。
天候に恵まれ、絶好のサイクリング日和です。
しまなみ海道を舞台にして走破を目指す大会です。
今回の大会出場者は6,400名。
日本や世界中からサイクリストがしまなみ海道に集合し、8つのコースそれぞれに分かれて走行します。
高速道路を一時的に封鎖して、サイクリストは思い思いに高速道路を走りながらしまなみ海道の絶景を楽しむことができるのが本大会の特徴です。
2014年に第1回大会が行われ、2年に1回、2016年、2018年、そして本来であれば2020年に開催される予定だった大会でしたが、昨今のコロナ状況で延期となり、4年ぶりの2022年に第4回目の開催となります。
べらおは幸運にも過去全ての大会に参加することができました。
2018年の大会では今治から尾道までの70kmコースを走破しましたが、それ以降はロードバイクに乗ることからほぼ離れてしまい、2020年に大会延期となってしまったことから非常に長い期間にわたってサイクリングをしていない状況のくせに今回は100kmコースに挑戦するとか、我ながら無茶をすると苦笑いしてしまいます。
大会受付が前日の10月29日に行われ、愛媛県松山市の愛媛県庁、今治市、尾道市の3会場にサイクリストが集まりました。
べらおが受付開始の10時に県庁に到着した段階でこの行列。
予想通りだけどやっぱり凄い人の数です・・・!
県庁での受付が済んだところで、今治市の大会会場にも行ってみました。
今治市役所内駐車場では、メカニックによるロードバイクの調整や用品販売などが行われています。
ゴール会場もお店の準備などが着々と進んでいます。
大会当日は朝が早いので、ささっと休んで備えましょう。
今回べらおが走るコースはこちら。
今治のインターをスタートして高速道路上を走行しながら大三島を目指し、そこから伯方島、大島と走りながらまた今治へ戻る往復コースとなります。
10月30日 朝6時30分
今治側のスタート地点は今治インター手前。
サイクリストたちがどんどん集合しています。
まずは検温から始まります。
本大会は出場者の数が非常に多いので、ゼッケン番号によって集合地点が少しずつ分かれています。
集合地点の端から端までで何kmあるんだろう。
べらおの指定された集合地点は最前列から2番目のグループ。
スタートまであと30分ほど。少しそわそわします。
機材トラブルなのか本来のスタートより30分ほど遅れた8時に大会スタートとなるアナウンスが流れます。
今回の相棒
トレック 1.5モデル
10年以上の付き合いになるエントリーモデルです。
さて、スタート開始のオープニングセレモニー。
今治インターの直前まで列が進み、整列します。
いよいよ、スタートです。
普段は絶対に走ることのできない高速道路の上。
晴れやかな空の下ペダルをこぎ進みます。
しまなみ海道と書かれた石碑が見えました。
そして――
この! 景色!
島々にかかる大橋まで来ました!
記念写真を撮るサイクリストたちが多いのも頷けます。
そしてこの眺め。
自動車で走っているのとは味わいが全然違います。
ここに到達するまでの長い上り坂でだいぶ疲弊してしまいましたが、何度走ってもこの大橋を渡る時間は最高に楽しいものです。
そして最初の島、大島を越えて。
伯方島を越えて。
緩やかで長ーいアップダウンが多く、ここらあたりで既にべらおの両脚が悲鳴を上げ始め、ペダルをこぐところでピキピキっとふくらはぎがつりそうになる感覚を覚えます。
ごめんなさい100kmチャレンジどころか20kmほどでもう足腰が限界だと叫んでまぁぁぁす!!
と、挫けそうになる身体と心に鞭打って、筋を伸ばしてストレッチしながら走り続けます。
べらおが出走するコースのメイン、大三島に到着しました。
大三島のインターをくぐって最初の休憩ポイント、多田羅しまなみ公園に到着します。
ああ疲れた。
もうすでに体力80%も消耗したような疲労感です。
第1休憩ポイントのここは、スタートから約30km
それにしてもこの密度・・・
最初の休憩は様々なコースの最初の休憩ポイントになっていることや、あまり出場者同士で差がつかないことから、かなり集中します。
第1休憩ポイントの癒しはチョコパン、おまんじゅう、みかんゼリー、あめ、粉状の携帯スポーツケアフードでした。
ぱくぱくっとお腹に納めて次に進みます。
あと70km!
大三島をぐるっと回るコースとなりますので、様々な角度で島の緑や瀬戸内海を堪能します。
スタート20kmの地点で足腰が悲鳴を上げてギブアップ寸前まで追い込まれていましたが、徐々に身体が順応してきて快調に(そうは言っても疲弊しているが)ペダルを踏み進めます。
そして第2休憩ポイント。
ここは大三島にある役場。スタートから約47kmのところ。
折り返しのところまで来ました。
8時に出走してから3時間ちょっと。この第2休憩ポイントが昼食会場となります。
第2休憩ポイントの癒しは鯛めしとクリームパン。
高校生たちの吹奏楽による演奏を聴きながらまったり身体を休めます。
大三島をぐるりと回り、次は伯方島を目指します。
第3休憩ポイント、伯方島S・Cパーク。
スタートから約71kmの地点。いよいよゴールがみえてきました!!
第3休憩ポイントの癒しはすだちのゼリーとようかん。そしてみかんジュース。
軽めのものだけどしっかり栄養補給しておきます。
水軍太鼓の演舞がサイクリストたちの心を鼓舞してくれます。
島内のアップダウンに苦しめられたり、島民の方たちの声援に後押しされながらコース最後の島、大島を目指します。
あ
最後の休憩ポイント、大島のよしうみバラ公園です。
スタートから約85kmの地点。
この第4休憩ポイントが最後となり、あとはゴールまで突っ走るのみ!
芝生でまったりできるので、多くのサイクリストが寝転がって身体を休めています。
私も足腰や肩が痛くて辛いですが、あと15kmほどですから頑張っていきます。
最後の第4休憩ポイントの癒しは、じゃこ天、焼き豚、ブルーベリーでした。
いよいよこれで最後かぁ・・・と感慨深い気持ちになりながらフィニッシュを迎えます。
ゴールは今治市中心部の商店街横、広小路と呼ばれる場所です。
ゴール後はサイクリングしまなみのパネルを前に記念写真。
商店街のアーケードもゴールを祝ってくれています。
フィニッシュフードは焼き豚玉子めしとアンパン。
ごちそうさまでした。
ゴール会場ではトークショーや演奏などが行われています。
時間とともにゴールしたサイクリストたちが増え、会場はどんどん賑やかになっていきます。
べらおは8時スタートの15時30分ゴール。7時間半ほどのツーリングとなりました。
いやぁ・・・疲れた! でも楽しかった!!
次は2024年の開催になるのかな。
大会関係のみなさまの入念な準備や当日大会運営のおかげで、今回も最高の時間となりました。ありがとうございました。
沿道に立ってコース誘導していただいたスタッフの方々、声援をかけてくれた住民の方々も、ありがとうございました。
また次回の大会を楽しみにしています。
100km走破するのに全然似つかわしくないツイード調のファッションと蝶ネクタイを身にまとい、サイクリスト=ぴったりタイツという固定概念にとらわれないお洒落を楽しんで走ってきました。