身近な釣り場で小さな魚との駆け引きに没頭できるライトゲーム。
ゲーム性が高く、手軽な仕掛けで楽しめるのでとても人気のある釣りジャンルですよね。
アジやメバル、カサゴといったライトゲームの代表格の引きにいつもワクワクさせてもらいます。
ライトゲームの楽しみは、
どんな魚が釣れるか分からない、という点にも魅力があると思います。
小さな仕掛けめがけて、シーバスやカンパチ、マダイといった大きな魚が飛びついてくることもあるので、大物ゲストの登場に心臓が高鳴るひとときもあります。
ライトなタックルで気軽に出かけ、魚とコンタクトをとる。
一度味わうと夢中になる魅力がライトゲームにはあります。
もともと山陰でショアジギング&シーバスゲームばかりだったべらおですが、
瀬戸内で釣りをしていくにつれ、ライトゲームにはまっていきました。
あ
ライトゲームで使うロッドの例
ロッドは、軽量な仕掛けをトラブルなく反発力を活かして飛ばせられる仕様のものとなります。
ライトゲームロッドは小ぶりで軽量、とても扱いやすいのが特徴です。
(写真は、シマノ カーディフエクスリード HK S60L/FF キャストウェイトは0.5~6g)
使う仕掛けが軽量なので、ロッドが投げられる適応重量も1g~10gの間のものが一般的です。
(写真は、ブリーデン グラマーロックフィッシュ TK 704CS-4T キャストウェイトは0~10g)
ウェイトの下限が低いほど軽量な仕掛けが扱いやすくなりますが、重たい仕掛けは扱えないため遠投性能が低くなる傾向にあります。
重量上下限のキャパシティが広いほど釣り方や対象魚種に幅を持たせることができる万能ロッドといえるでしょう。
(写真は、アブガルシア クロスフィールド 702L キャストウェイトは0.8~14g)
クロスフィールドの702Lは、下限0.8gから上限14gという懐の広さと手ごろな価格帯(メーカー希望価格12,000円)が魅力的な万能プレイヤーです。
ライトゲームで必要な仕掛け
ライトゲームで主力となる仕掛けは、当然ながら軽いものになります。
ルアーは1g~5gくらいが主なものでしょうか。
プラスチックのものや金属のもの、浮力のあるもの、沈下して底を泳ぐもの、さまざまなタイプがあります。
ジグヘッドだと0.5g~3gくらいがメインとなるでしょう。
ジグヘッドの形状によって引いたときの水抵抗に違いが現れ、泳がせ方に特徴をつけることができます。
私がよく使うのはバラ針のタイプです。
ガン玉のサイズや付ける個数で沈下スピードを調整しながら使っています。
さらにこれら仕掛けをより遠くのポイントへ届けるために、フロートリグと呼ばれる道具を使うこともあります。
左側:アルカジックジャパンのシャローフリーク プチ 3.3g
右側:シマノのソアレ アウトシュート 3.6~7g
これらはラインを切らずに簡単に取り付けられる手軽さがあり、ルアー自身の重量を変えることなく遠投できること、浮力をもたせることで沈下スピードを調整できるなど、釣り方に幅が出るのが好きです。
仮にルアーを3gとして、ソアレのアウトシュート7gを取り付けた場合は10gのキャスト負荷をロッドにかけて遠投することになります。
ルアー自体の重量が増えたわけではないので、ルアー本来のアクション性を失うことなく沖合の魚にアピールできます。
でも・・・・・・もっと遠くに飛ばしたい、と思うときがあるんです。
もっと遠投できる仕掛け、もっと重たい負荷に耐えられるライトゲームロッドがあれば・・・
(買ってはみたが手持ちのライトゲームロッドの負荷に耐えられる重量ではないため未使用のまま放置されているフロートリグたち。15gとか18gとか、一般的なメバリングロッドでキャスティングしたら折れちゃいます)
ショアジギングやシーバスゲームで使うような剛竿ほどじゃないにしてもしっかり重たい仕掛けを遠投できるパワーとレングス、アジやメバルのアタリを感度良く拾い、ライトな使用感で楽しめるロッド。
そんな相反する性能が求められるライトゲームロッドがあれば、かなり万能なんじゃないかと思い調べてみました。
>>>後編に続く
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