これを思いついた自分は天才なんじゃないかと自画自賛しているので、シェアしてみたいと思う。
タックルボックス界隈で知らない人はいないであろうメイホウのバケットマウス・・・じゃないほう。
リングスターのドカットを購入。
大抵の釣具屋さんに置いてはあるんだけれど、カスタマイズが豊富なバケットマウスには押され気味なこの子。
釣具より工具を収納することで活躍しているんじゃないかと思うし、ホームセンターとか建材屋にはたくさん置かれているのを見かける。
がばっと大きく開けば大容量。
中皿も付属していて効率よく収納が可能な職人ツール。
いっぱい入るし、イスとして使っても平気な頑強さも併せ持つので、船釣りで活躍の期待大なのだが、ひとつ欠点がある。
見て分かるとおりかなりスッキリしたデザインで凹凸が少ない。
イカメタルゲームでの使用を主に想定した場合、潮を被ったり墨で汚れたりしても洗いやすい拭き取りやすい乾かしやすいという後片付けの際に大きなメリットがあるから導入したのだが、裏を返せばカスタムが難しい。
多くの人がお世話になっているであろうバケットマウスは下記ご覧のとおり、非常に拡張性が高く様々なオプションが用意されている。
バケットマウスはその拡張性の高さゆえにアタッチメントを取り付けるための凹凸や空洞が多くあり、上述のイカメタルゲームを主とした汚れること前提な釣行では完璧に綺麗に洗いたい性分な筆者にこのメリットとなる凹凸部分の洗浄が非常に面倒くさく、室内保管で家族のひんしゅくを買わないためには綺麗を保つことが重要なので、洗いやすいデザインを優先したいのである。
それがドカットを採用した理由なんだけれど、この気持ち、分かってくれます?
――とはいえ、タックルボックスに全く何も付けないのでは釣行の細々としたことで不便が生じるので困る。
こういうフィッシュグリップやらツールをさっと取り出せるものは掛けられるようにしたい。超わがままなのは自覚している。
ということで社外パーツとして販売されているのがこういうやつ。
すごーく良いアイデアでシンプルなレールシステム。洗いやすいし。
だけどこのレールシステム、実売価格が4,000円超え。。。高い!!
本体のドカット自体が2,600円とかで買えちゃうのを考えると、うーーーん。
なら自分でレールシステムを作っちゃう?
というのが今回の話。
結果として穴あけ工程の無い簡単な作業かつ安価にレールシステムが仕上がって嬉しい限り。
あ
立ち寄ったのは建材職人御用達のコーナンPRO
長さ1mのアルミ板。これをお店で40㎝幅になるよう2回カットしてもらい、その加工料220円と合わせて500円ほど。
続いてジョイント金具というコの字型っぽいやつ×4本で1,000円くらい。
今回はレールシステムを上下に2本組み込むようにしてみた。
ネジ留めはサビ発生の原因になるのでボンドを使用。
ガムテで仮止めして様子を見た後、ボンドで固定。
レール部分となるアルミ板にはダイソーで購入したマグネット110円をボンド付け。
レール自体は磁力によって取り外し可能なようにしてみた。
固定された金具。ここにアルミ板を差し込むと――
このように上下2本のレールが完成。
上のレールは撮影のために、ボンドで固定した磁石があえて見えるようにずらしている。
というわけで、ボンドを除いた材料費1,700円ほどで完成したレールシステムがこちら。
スッキリした仕上がりで非常に良き。
上下にレールがあるので、取り付けるアタッチメントの大きさやバランスで使い分けが可能。
気になった方はぜひお試しください。