今回はしまなみ海道を渡り、野生のうさぎたちと交流できることで有名なうさぎ島こと大久野島へ行ってきた話。
大久野島への行き方は、愛媛側からだとしまなみ海道の大三島にある盛(さかり)港からフェリーに乗る今回の方法と、広島側からだと忠海港からフェリーに乗る方法の2種類。
客室のある2階に上がると、窓にうさぎのステッカーがいたるところに貼ってあることにすぐ気が付く。
これは子どものテンションが上がる工夫だ。
盛港から大久野島へは乗船時間約15分。
海を眺めていたらあっという間に到着した。
大久野島の桟橋から眺める海。
穏やかな島時間が流れている。
島に着いた途端、うさぎを発見できた。
野生のうさぎたちだが、人に慣れているので近づくのは簡単。
定番のニンジンや葉物野菜、ペットショップで売られているうさぎのエサを持って来ている人もいる。
大久野島はもともと毒ガスを作る施設があった島。その遺構や資料の展示がされている。
島に残る毒ガスの歴史と、もふもふなうさぎに溢れる今の島の姿。
世界中から観光客が来ています。
キャンプ場も広い!
水場と調理場もしっかり整備されています。
かまどもあるので、火を使う調理も安心してできるのが嬉しい。
島に定住者はおらず、唯一の施設は休暇村というホテルのみ。
ホテルでは電動三輪バイクや自転車のレンタルができるので、これで島内を散策することも可能。
あ
ホテルまで着いたところで、さっそく釣りの準備に取り掛かりましょう。
今回の相棒
ロッド G-TEC クロスセンシティブ サバト XSC-74RT-Pro
リール シマノ 16アルデバランBFS XG
島の案内板がありました。
島内1周が約3.3キロ。全部をランガンするほどの時間がなかったので、案内板の下部半分の箇所を回ってみました。
赤丸をつけた4か所をランガン。
残念ながら今回は釣果に結びつくこと叶わず。
もし大久野島でこれから釣りをしてみようという人がいれば、参考にしていただければと思う。
島全体が絶好の釣りスポットになっているだろうと思っていたが、なかなかそうは甘いものではなかった・・・という失敗ポイントをまとめたので参考にしてほしい。
①使うタックルは長め、遠投性能を重視したほうが良い
釣りを始めたときは干潮。島内は遠浅の環境が多く、短いロッドや軽い仕掛けでは魚の潜むポイントの攻略には不向き。
携帯性に優れ、使うときには長くできる振出竿のほうが有利だったかもしれない。
釣り座となる足場から海までの間にゴロタや藻場があり、短い竿ではそもそも太刀打ちできない。
②潮流が速いので重たい仕掛けが有利
瀬戸内海に数多くある島の周辺では波こそ穏やかなものの、潮流の激しい場所が多い。
この大久野島もその例外ではなく、軽いルアーや仕掛けでは潮流に負けて使い物にならないこともある。
③底が砂地。日中は虫エサを使うほうが良い。
今回ランガンしたところはどこも砂地となっており、常連らしい釣り人が虫エサでキスを釣っていたのを目撃した。
手軽にルアーで魚が釣れないかなぁと目論んでいだが、日中にルアー釣りは厳しいかもしれない。
夜釣りなら違っただろうか。
これから大久野島で釣りをしてみようかなと考えているアングラーの参考になりますように。