去年こんな記事をまとめました。
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釣りにもファミリーユースにも最適な6選
ということで書きました欲しい車たち。
どれも魅力があって甲乙決め難いものばかりでしたが、運命的な出会いの末にリアクションバイトした中古車を購入し、1年乗り続けたので魅力をまとめてみました。
BMW 218i グランツアラー
基本スペック
- 3気筒 1498cc
- 全長 4,585mm
- 全幅 1,800mm
- 全高 1,640mm
- ホイールベース 2,780mm
- ラゲージルーム容量 145ℓ
3列目折りたたみ時 560ℓ
2、3列目折りたたみ時 1,820ℓ
パワーは140馬力で、飛び抜けたスペックではないですが必要十分。
7人乗りまで対応できるラゲージスペースを持ちながら、一般的な3ナンバーサイズ。
おまけに1,500cc未満なので税金面でも優秀。
中古市場も豊富なので、選択の幅が広いのも嬉しい。
購入したのは2017年式、走行距離5,000km、そしてMスポーツ!
スポーティさと穏やかな風格に惹きつけられる。
鮮烈なその存在感は、特徴的なキドニー・グリル、フロント・エプロン全体に沿って伸びる大型のエア・インテーク、ロング・ホイールベース、ショート・オーバーハングによってもたらされたものです。
インテリアでは、開口部の大きなドアとゆとりのヘッド・クリアランスが快適性の高さを物語ります。
BMW 2シリーズ グラン ツアラーは、実用性に優れた豊富な収納オプションやアレンジ自在な2列目シートによって、フロントからリヤに至るまでそのフレキシビリティをフルに発揮し、最大1,820リットルものラゲージ・スペースを確保しています。
ファミリーとって特に実用的:オプションの3列目シートを使用すれば、必要に応じて7名分の座席を確保することができます。
BMW 2シリーズ グラン ツアラー―生活にさらなる空間を。
このバッチがついているだけでワクワクが倍増する!
ドアを開け、運転席に座るとこんな景色。
ボタンの多い昨今の車のインテリアですが、スッキリとデザインがまとまっています。
シートは前後の調整と高さの調整、背もたれの幅(ホールド感)の調整ができます。
前後と高さの調整は電動のほうが細かく動かせますが、手動のほうが素早く動かせるので好み。
さらに、膝下にオットマンがついてますので、足を伸ばしたくなったときに便利です。とくに助手席側。
アクセルがオルガン式のペダルなのも嬉しい。踏み込みが楽。
日本車には無い特徴として、ライトがフロントパネル側に付いています。
シフトレバー周り。上質なコンソールにテンションが上がります。
親指が触れている丸い装置は、ナビ画面を操作するためのコントローラー。
カチカチと操作しやすく、直感的に動かしやすいのですぐに慣れます。
運転席に座ると、BMWの文字が浮かび上がり運転手を迎えます。小さなことだけど、細かい演出が楽しい。
電源スイッチはハンドルの左側。ブレーキを踏みながら押せばイグニッションオン。
エンジン始動で起き上がるヘッドアップディスプレイ。
ここにスピードメーターやナビの指示方向、オートクルーズ走行時の情報が載ります。
運転に集中できるこの手の表示方法が今後も増えてくれると嬉しい。
エンジン始動をかけると、このようにパネルが表示されます。
平均燃費や瞬間燃費、走行可能距離など表示させたい情報を変えることも可能。
走行モードはコンフォート、スポーツ、エコプロの3種類から選べます。
センターコンソール下部のスイッチで選択可能。
走行モードを変えるとエンジン出力が劇的に変わり、アクセルペダルを踏み込む力加減もエコプロだと重くなり、必然的に急加速が抑えられる仕様になります。
CD/DVDの挿入口下には短縮スイッチがあります。
事前に登録しておいたことがスイッチひとつで行えます。
私の場合は1番に松山駅までのナビを登録しているので、ボタンを押せば一発で松山駅までのナビモードが起動します。
ディスプレイはひとつの画面モードと、2画面分割モードがあります。
ナビモードを起動したまま違うモードも同時に操作できるのは地味に有難い。
車両ステータスでエンジンオイルの状況などが分かります。あまり見る画面じゃないけど、あったらあったで便利な機能。
ヘッドアップディスプレイに表示させる情報や文字の明るさ、座面の高さに応じて表示文字の位置を調整することができます。
ハッチの開き具合を変えられます。
スイッチに触れると電動でハッチが開きますが、設定した位置で止めることができるので、天井など高さに注意が必要な場所に停めて使うときには役立ちます。
ドアの作りはしっかりしてて、高い質感と重厚感があります。
ドアにライトが横へ伸びるように埋め込まれていて、照明の使い方がうまいなぁと感心させられます。
インテリアが上質!
さらにここのライトは色の変更ができます。
ホワイトとオレンジの2色が選べて、ホワイトが「スポーツ」、オレンジが「クラシック」です。
逆じゃね!!??(;´Д`)
ほかの照明をつけた内装はこんな感じ。
ドアの下部にも照明がついていて、さりげない演出が施されています。
足元が明るい!!
あ
後部座席も覗いてみましょう。
7人乗りのワゴンなので、がばっと大きく開口する後部ドア。
シートはスライド式で、一番後ろに引いた状態でこんなに膝の空間があります。
運転席側は、170cmの私がちょうど良い位置にしてあります。
スライドを一番前に出してもこれだけの余裕。
ラゲッジスペース。
がばっと開いてなんでも飲み込んじゃう系。釣りをするならこれくらいは欲しい。
国産車にもっと導入して欲しいのは、この4:2:4で分割できるシート。
長物を真ん中に入れて4人乗りができる!!
そんなシチュエーションほとんどないんだけど、それができるということが大事。
手札は多いほうが良いに決まっている。
ドアの裏側には、非常時に使う三角表示板が収納されている気遣い。
高速道路でもし路肩停車しなきゃいけなくなったとき、この三角表示板を出さなかったら罰金になりますので、車に絶対備えておきましょう。
グランツアラーの床下収納は少なめ。5人乗りのアクティブツアラーは広いんだけれど、7人乗りのグランだと3列目シートの関係でスペースはこれだけ。
パンク修理キット、ジャッキ、三脚×2、洗浄ガンでみっちり。
後輪の張り出し部分を利用して、小物収納スペースを作ってくれてるのも嬉しい。
釣具を入れてみたらこんな感じ。145cmのロッドケースなら余裕。180cmのロッドケースでも真直ぐに入れることができます。
最後に、3列目シートを起こしてみた様子。
シートの座面が低く、大人が乗るには膝の行き場に困るいわゆるエマージェンシーシート。普段から7人乗りするならきついけど、この車にそれは最初から望んでない。
いざというときに使えたら良い、という程度。
2列目シートの肩部分にあるレバーを倒せば簡単に3列目にアクセス可能。
BMW初のミニバンライクな車ながら、このあたりの基本は押さえてます。
このくらい開くので、難なく3列目に入れます。
座ってみると・・・やはり窮屈。
7人フル乗車で走ったこともあり、3列目に座った人の感想を聞いた限りではそこまで悪くなかったようですが、1マイルシートと思ったほうがいいでしょう。
足元は狭いけど、横幅には余裕があるので隣りと肩がくっつくことまでは無いでしょう。
BMW 218i グランツアラーの紹介でした。