前回記事で取り上げたベイトリール2機種をじっくり堪能する釣行回。
www.berao-setouchi-fishing.com
日がのぼりきる前の早朝はとても涼しくて快適。
ファミリーフィッシングにもちょうど良い時期が近づいてきました。
テトラの上に立ち、青物の回遊を狙ってジグのキャスティングを繰り返す夢追人たちを横目に、堤防でのんびりベイトタックルの準備にとりかかります。
今回の相棒その1
ロッド フィッシュマン ビームス クローラ9.2L+
リール シマノ 16メタニウムMGL XG
ラインはタックルベリーの激安PEライン800円150m巻き1号を使用。
クローラ9.2L+のウエイトキャパは8~40gと表記されていますが、公式カタログには50gまでキャスティング可能と案内されています。
今回はチヌ狙いを兼ねて、7gのシンカー+ワームを投げて中層と底を巻いて誘ってみようかと思います。
使うシンカーはジャングルジムのビーンズ 7g
フリーにシンカーが移動する中通しスタイルでいきます。
針先にはダイワのダックフィンシャッド。
テールシャッドのぶりぶり泳ぐ加減がフィッシュイーターの捕食欲を煽ります。
もう1つのワームはマルキューのパワークラブ。
そのまんまカニのシルエットが魅力的なワームを使い、底のずる引きとリフト&フォールによる底たたきで誘います。
にしてもかなりリアル(笑)
ハードルアーからも1つ。
みんな大好きラパラのカウントダウン。
その中でも重量アップしたアバシ素材バージョンのCDA5 6gを使います。
ロッドのウエイト下限を完全に無視していますが、フィッシュマンのロッドなら大丈夫だいじょうぶ!
まずは16メタニウムMGLから。
7gのシンカー+ワームを投げてみたところ、軽やかに飛んでいきます。
ブレーキ設定は6段階あるうちの2まで緩めるとキャスティング後に糸が膨らむ様子があり、サミングを要する。2.5までだったら安心してキャスティングできる、という感じでした。
べらおのテクニックの場合、スコーピオンDCだったらブレーキを一番強くしても間違いなくバックラッシュしている組み合わせですが、それを難なくクリアしている16メタニウムMGLに感動。
DC用スプールと比べると、MGLスプールによる軽快なキャスティングには違った楽しさがあります。
CDA5に変えてキャスティングする場合は、ブレーキ設定3で問題なく飛んでいきます。
それよりブレーキを弱めると不安定。
飛距離については測れるものがないため割愛しますが、すぅーーーっと最後まで伸びていき、満足のいく飛距離は出ています。
次第に陽が昇り、気温がぐんぐん上昇。日差しはまだまだ夏のぎらつき。
リールを交換してベイトタックルのキャスティング練習を続けます。
リール ダイワ ジリオンSV TW 1016SV-XXHL
ラインは16メタニウムMGLと全く同じタックルベリーの激安PEライン800円150m巻き1号を使用。
7gのシンカー+ワームをセットして、ブレーキ設定を20段階あるうちの8にセッティングしてキャスティングしてみたところ、
着水時ですらノーサミングで投げることができました。
クラッチを切るとレベルワインドが半回転して大きく広がり、糸抜けを良くすることで飛距離アップに貢献しています。
ブレーキ設定を4に弱めても快適にキャスティングでき、軽いリグに関しては16メタニウムMGLよりも遠くへ飛ばせている印象。
正直なところ、SVスプールの快適なキャスティング性能には驚きました。
とっても投げやすい。
ベイトタックルの扱いがまだまだ不慣れなべらおにとって、安心感をもって投げられるジリオンを好きにならないわけがない。
マグネットブレーキの効きが強くて後半からの失速感もあったりしますが、適切に飛んでいくブレーキ設定を見つけると嘘みたいに飛んでいきます。
スズメダイ?の猛攻に遭い、ズタボロのパワークラブ。
を、着水してすぐバイトしたハゼくん1号。
ほぼ原形をとどめていないパワークラブのどこに魅力を感じて食いついてきたん?ww
ハゼくん2号(以下略
今回のベイトタックルの練習では、ダイワのベイトリールがすっごい自分の好みだったことが分かりました。
ベイトリールのバックラッシュが怖い、という方、
SVスプールのベイトリールをお勧めします。マジで。