今季2回目のイカメタルゲームにしてシーズン・ラスト釣行。
2日前の釣果では一人100杯という好活性具合だったために、
胸を大きく高鳴らし、勇み足で遊漁船に乗り込むべらお。
ザパン ザパン
勢いよく波しぶきをあげて沖へ進む。
港から40分以上沖合のポイントが今回の釣り場。
昼前まで雨が降っていたようで、まだ少し雲のかかっている天候。
直射日光にさらされることなく、波も穏やか、風も微風というコンディション。
「これはいけるぞーー!」と意気込む同船者のオジサンたちと一緒に、いそいそとセッティング開始。
今回の相棒
リール シマノ ライトゲームCI4+ TYPE55 M210
リール アブガルシア MAX DLC
仕掛けはダイワのオバマリグSSを使い、下のオモリスッテにはシマノの「ノリノリスッテ20号」、浮きスッテにはデュエルの「EZ-スリム 95mm」
大型のケンサキイカ狙いで、スッテも大き目シルエット重視。
前回の初釣行回はコチラ。
www.berao-setouchi-fishing.com
あ
日が落ちるまでの間、深場を狙い続けるも釣れたのは同船者7人中1人の1杯だけ、というかなり厳しい状況。
この時点でアタリがほとんどないなら、100杯狙いは無理かなー。という落胆の声が周りからあがる。
3桁なんてそうはうまくいかないよなー。
夜になり、遊漁船のライトが海を照らし、浅場にイカが浮いて来るのを待つ。
クラゲがふわふわ流れているのを眺めながら、誘い続けることしばし。
たまにサバがスッテに食らいついてくることもあったり、
シイラの群れが絨毯のように海面を覆い尽くしたり。
そうこうしていると、
デカイの釣れた!!
デカすぎてバケツに入れても胴が曲がっている(笑)
これには乗船者全員のテンションが一気に爆上がり。
2杯続けて釣れたところで今回のヒットパターンを掴み、間隔は空けど、ぽんぽんとあげていく。
水深30mから15mのあいだで釣れるが、大き目サイズを狙うなら30m沈めて誘うしかない状況。
集魚灯を焚いても深場に居続けるのは何故?
三日月が遥か遠くに見える・・・
イカは釣れるけれど、ペースがなかなか上がらない・・・
やっぱりこの調子では100杯は無理かなぁ、という低い活性度。
周りも苦戦している模様。
めげずに誘いを続ける。
20号という重めのスッテを使い、大きくしゃくりあげた後はスローにテンションフォールをかけ、ロッドの穂先を少し下げたところでステイ。
イカが抱きつく間を少し作ると、グイーーーっと引き込むアタリがある。
というパターンで少しずつ釣果を伸ばしていく。
触碗の切れた状態であがってきた。
・・・
いやぁ・・・分かっちゃったんすけど、これ、表層を泳いでいるシイラが完全に喰ってますわ。
捕食されてます。
もしかしてと思ったけど、これで確信。
イカがいつまでも深場にいるのは、シイラを恐れているから。
それでもなんとか釣り上げたイカさんたち。
これは釣果が伸びないわけだ。
深夜12時。粘りに粘るもあえなくタイムアップ。
賑やかに海面を泳ぎ回るシイラの群れを悔しそうに眺めつつ納竿。
つやっつやのケンサキイカ17杯
ハイ・シーズンのイカメタルとしては消化不良の釣果だけど、ボリュームのあるサイズばかりでなんとか救われた思いでした。
しばらくは出番の来ないと思われるMAX DLCはしっかりメンテナンスしてお片付け。
来年の活躍に期待。
さて、気になるケンサキイカの最大同寸は・・・
胴の長さで37cmでした。
ずっしりと重みのある引きが最高に燃えたイカメタルゲームとなりました。
>>>次回、ケンサキイカの一夜干しチャレンジ!!