キャスティング性能のチェックなんておこがましいんですけどね(;^_^A
ビームス クローラをしっかり使いたかったので、バックラッシュ覚悟のキャスティング練習。
松山市某所。
日が昇る前までなら、夏とはいえ、気持ちの良い空気が流れていてとても健康的。
キス釣りをした前日同様に、風速3メートル以上の強い風が南から流れていました。
キャスティングの方向としては追い風なのが救い。
てか、練習なのにこんな風で大丈夫なのか・・・
ついでに魚が釣れたらいいな、と思いながら練習するベイトタックルを準備します。
今回の相棒
ロッド フィッシュマン クローラ 9.2L+
リール シマノ 17スコーピオンDC HG
スコーピオンDCには4本撚りPEライン(デュエル スーパーエックスワイヤー)1.5号を170m巻いています。
1色10mの仕様。
クローラ9.2L+は推奨ウェイト8g~40g
フィッシュマンのカタログを取り寄せて紹介ページを確認すると、ルアーウェイトの可能域はMAX 50gまで投げられると紹介されています。
ムチのようにしなやかな曲がりと反発力があり、幅広いウェイトをキャスティング可能なほか、ルアーにバイトしてきた魚を絡めとることができます。
クローラのレングスは3種類、6.6L+ 8.3L+ 9.2L+
以下、カタログからの紹介文です。
橋脚周りの最奥、あるいはスピニング派のライバルが二の足を踏むヘビーカバー。思わずキャストを躊躇してしまうような難しいポイントでさえ、攻めのモチベーションに変える。そこに潜む大型を瞬時にストラクチャーから引き剥がし、あくまでもイニシアティブを釣り人サイドから魚へとは譲ることはしない。レングスは違えど、3種のロッドに込められた能力は一気通貫している。キャスティングアキュラシーと粘り、この要素を両立したロッドがビームスクローラだ。
グリップ長は52.5cm
重量のあるルアーでもグリップエンドを掴んでしっかりキャスティングできるし、脇に挟んでリフト&フォールの操作も楽々。
グリップエンドがEVA素材のため、握りこみがしっかりできるのも良点。
ロッドの自重は236g
ダイワのラテオRのベイトモデル、93MBの自重が138gなので、シーバスロッドと捉えるとかなり重量のあるクローラ。
だけど、どんな大型魚種にも負けないパワーを秘めたクローラをショアジギングロッドと捉えると、これはまぁ標準的な重さ。
と言ってもまだ青物はおろか、ベラすらも掛けてないので実釣での印象はいずれ。
それでは、ルアーの試投をしてみます。
これから紹介する飛距離は、20投ほどして一番飛んだものを紹介しています。
記載の飛距離には、ショックリーダー分で5m追加してあります。
追い風の状況なのであくまでの参考程度。
あ
まずはバスデイのレンジバイブ90
28g
高級バイブレーションルアーの代名詞。まずはこれを投げて様子見。
ブレーキセッティングは2
よりブレーキの弱い1でもいけるかもしれないけれど、いきなり再起不能のバックラッシュをしたくないので弱腰ブレーキ。
ミーーーーーン とDC音を響かせ飛んでいくレンジバイブ。
5色分プラス少々、60m近く飛んだかな。
ベイトタックルの下手くそなキャストのわりに上々な飛距離。
飛行姿勢も真直ぐ、綺麗に放物線を描いていきました。
30gほどのウェイトが一番”美味しく”投げられるのかもしれない。
そう思いながら何度もキャスティング。やべーよ楽しいよ。
次はラパラのカウントダウンアバシ7
11g
バルサ素材の不朽の名作ルアーを、重たいアバシウッド素材に変えて重量が増えたことにより、より飛距離が増した。べらおが所有するルアーの中でも最も種類と数が豊富な大好きルアー。
かなり軽いので、べらおの腕前とスコーピオンDCでキャスティングできるのか少し不安。
ちなみに、7gのシンカーの場合、スコーピオンDCのブレーキを一番強い4にしてもバックラッシュばかりで到底キャスティングできるようなものではなかった。
ブレーキセッティングは3
軽く投げてみて問題なく飛ぶことが確認できたので、思いっきりキャスト。
風に乗ってミーーーーーンと飛行。姿勢もよく安定して飛んでいく。
4色目にさしかかったところなので35mは飛んだ。
無風でどれだけ飛ぶか未知数ながら、アバシ7が使えることが分かって嬉しい。
アバシより軽量なノーマルのカウントダウン7(8g)を投げる場合は、カルコンBFSを使わないとべらおの技術的には無理。
次はデュエルのハードコア モンスターショット
40g
今回のキャスティング練習で一番苦戦したルアー。
ロッドにしっかり重みをかけて遠投しようにも、全然飛行姿勢が安定せず、クルクルと回転してしまうので思うような飛距離が出せず。
飛距離はレンジバイブと変わらない60mほど。
良いルアーの性能を全然活かせてない。
飛行姿勢が安定すればもっと飛んだだろうに、もっと練習が必要。
最後は、マグバイトのバサロ
28g+エコギアのバグアンツ
これでアコウを釣るのがひそかな夢。
こちらはワームが空気抵抗になったのか、レンジバイブよりも少し飛距離落ちて55mほど。
このバサロは、ルアーケースに入っているルアーの中でも古参兵の一つで、6年に及びロストしていない思い出の一品。
なんて友人に話しながら最後の一投をキャストすると
バチン
まさかの高切れ。
バサローーー!!
「じゃあの」と言わんばかりに海原へ旅立ってしまった。
思い出を語った途端に手元から消えるなんて・・・
そしてスコーピオンDCも・・・
ひ・・・ひどい
近代芸術かな?と一瞬思ってしまったが単なる惨劇。
PEラインを巻き替えたばかりでこれは泣ける。
半分ほどのラインをごっそり失うことに。
こうした数多くの犠牲とお小遣いの消耗の末に、ベイトタックルを快適に扱える術を身につけるわけですね。