キャッチ&イートで釣りを楽しんでいると出てくる問題があります。
気温が上がってくると如実に露わになる厄介な問題に、悩みを抱えているご家庭も多いのじゃないでしょうか?
そう!
さばいた後の生ごみ問題!
内臓やアラ、食べた後の骨など、釣った魚はどうしても捨てるものが多くてその処理に困ることがあります。
ごみ回収の日まで日数があると、ごみ箱の中で腐敗して臭いが出てきますので袋を二重にするとか、冷蔵庫の中に入れて腐敗スピードを遅らせるとか、できる対策は取るのですがどの対策にも限界があります。
外に置いておくにしてもマンション暮らしだと周辺に気を遣うし、なにより虫が来ないか心配になります。
釣りは楽しいし、釣った後に食べる魚は美味しくて満足なのですが、さらにその後のごみ問題は家族を巻き込み厄介な問題となります。
この生ごみの問題がなんとかならないかなぁ・・・と思っていろいろ探していたところ、素敵な商品に出会いました。
(出典:パナソニック)
パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53
この商品を見た瞬間に「おおお!」と声が上がりました。こういうのを求めてました。魚だけじゃなく、野菜など一般家庭で出るごみをまとめて処理できるわけです。
生ごみの処理については大きく分けて3種類あります。
・バイオ式
微生物による分解作用で生ごみを処理するタイプです。土とかおがくずと混ぜて分解するイメージ。屋外使用のものが多いと思います。分解されるのでごみ捨ての手間がかかりません。
・乾燥式
高温風によって乾燥処理するタイプです。乾燥したごみは可燃ごみとして出しますが、家庭菜園の肥料として使うこともできます処理が早いのが特徴。
・ハイブリッド式
乾燥処理したあと微生物による分解処理を行います。手間もかからず処理音も小さく便利ですが高額になりがち。
今回取り上げたパナソニックの家庭用生ごみ処理機は「乾燥式」です。
そして我が家にお出迎え。
購入して1年経ちますが、なかなかの存在感。
幅268mm・奥行365mm・高さ550mm、本体重量は12kgあります。
角ばったデザインではなくスッキリした丸型です。
コンセント1つで稼働できます。アース線も付属。
スイッチはシンプルに「入」と「切」。それと予約ボタン。
わずらわしい操作はありません。
通常の乾燥のほかに「ソフト乾燥」というモードがあり、肥料として効果的に使いたいときにはこちらのモードということらしい。
ボタン一つでオープンする蓋の中はポッカリと生ごみを放り込める仕様。通常のごみ箱と同じように捨てるだけです。
(だいぶ使い込んでよごれています)
中に捨てられる容量は約2kg。3食料理しても捨てる生ごみの量は知れてますので十分なサイズ。この中に入れていたら臭いが漏れることもないため、量によってはまとめて、週に1回スイッチを入れるだけでも大丈夫です。
スイッチオン
中に入っている「かくはん羽根」が回転して生ごみをかき回し、ヒーターから生じる135℃の温風で乾燥させていきます。
スイッチを入れた後に誤って蓋を開けてしまうと自動でスイッチオフになります。
蓋にはロック機能が付いています。
スイッチを入れてからどれくらいで乾燥できるかというと、
容量の1/5の400g入れたとして1時間45分ほどで仕上がり、乾燥すると自動でスイッチオフになります。
運転音はさほど気になることもなく静かなものです。
乾燥するとこんな感じ。
生ごみを入れたときは全体の半分ほどあったけれど、乾燥処理すると中のかくはん羽根が見えるくらいにカラッカラ状態。
たまねぎの皮なんかはもともと水分の無いものなので乾燥処理しても全く変化なし。
蓋を開けると加熱された香ばしい匂いがしますが、決して臭いわけではないです。
乾燥させたからと言って取り出さなければならないわけではなく、
この状態からさらに生ごみを追加投入して乾燥させることができるというのも魅力。
気になるお値段ですが・・・
6万円台と二の足を踏んでしまう価格です。
しかし、自治体によっては「生ごみ処理機購入助成金」というものがありますのでお住まいの自治体で調べてみてください。
購入金額の半額が助成されたり、最大2万円までの助成が出たりとまちまちですが、せっかくなら有効活用してみましょう。
家電量販店にも助成金の案内や、購入時に自治体への代理申請をしてくれるお店もあります(私もお店が代理申請してくれました)。
調理した後の生ごみ処理に躊躇することが無くなるので、魚を持って帰って苦慮することがなく、臭い問題も解消され衛生的。1年使い続けて故障とかトラブルも無く使用できています。家庭で活躍すること間違いなしの便利商品でした。
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