島に渡りました。
愛媛県松山市からフェリーで15分ほど。
訪れた場所は興居島(ごごしま)。
温暖な瀬戸内気候と太陽で育つ柑橘類豊富な島です。
今回はのんびり島時間の流れるゆったり釣行でお送りします。
到着した堤防は風も穏やかで波もなく落ち着いていました。
釣行開始時は干潮真っ只中。
これから潮が上がっていく状況。
写真では全く見えませんが小魚が多く泳いでます。
スズメダイのようですね。
さてさて、タックルの準備をしましょう。
今回は延べ竿のみで釣りを行います。
足元を探ったりウキをつけたりしてお魚と遊びたいと思います。
島の豊かな魚群にシンプルフィッシングで挑みます。
まずは足元を探ってみましょう。
ロッド 宇崎日新 ゼロサムテンカラ450
手に馴染むコルクグリップと紅の差し色が美しい竿です。
仕掛けはハリスにグレ針、付け餌はオキアミ。
すっと仕掛けを落とし、スズメダイの層を抜けて底近くを狙います。
アタリはすぐ来ました。
穂先が一気に引き込まれ、手元にくんっくんっと小気味いい衝撃。
綺麗なUの字にしなります。
あ
ポンっと海面から現れたのは小型のベラ。
新春初フィッシュはやはり君だね。
うん。予定調和。
逆にベラじゃなかったらどうしようかと思ったよ。
堤防のキワに生える藻の隙間にも落としてみます。
一見すると魚の姿は見えなくても、、、
順調に釣り上げます。
ベラ族は針に掛かった瞬間に力強く激しい引きで釣り手を楽しませてくれます。
竿のしなりで優しくいなすとスーーっと浮き上がってきます。
ぽちょん
べら~~
引き込まれてしなるゼロサム。
べら~~
ガッツリとフッキングが決まってます。
釣ったベラちゃんは全てリリース。
ひとしきり足元の釣りを楽しんだ後は、撒き餌で寄せて狙うウキ釣りに変更しました。
マルキューの爆寄せグレとイワシ粉末を使います。
オキアミやアミエビを混ぜず使用してみました。
ウキ釣りに使う相棒は
ロッド ダイワ アバンサー早瀬抜95M
9メートルと9.5メートルが選べる鮎竿です。
足元に餌を撒くと一気にスズメダイが寄ってきます。
餌取りの魚影が濃い!!
海中に漂う撒き餌にびっしりと食いついています。
足元にスズメダイを寄せて奥に仕掛けを投入します。
スズメダイに混じってアジのような魚体が見える気もしますが、
隣りで虫エサを付けて投げる友人はフグを釣り上げていました。
こちらはウキが沈むこともありますが針掛かりは無し。
スズメダイに食べられるばかりです。
とにかく足元に撒き餌を集中してスズメダイを寄せ、
奥の深場に付け餌を沈めますがヒットなし。
風が強き吹き始め波も立ち、雨もパラパラと降り始めたのでここで納竿。
ウキ釣りは上手く釣りあげること出来ませんでしたが、
魚の引きを楽しむことはいっぱい出来ました。