前回までのべらお釣行記
以前の釣行で友人が釣り上げたゴンズイが旨そうなこと!
釣れた姿を見るのは初めてでしたが、ぷりぷりの肌感が天ぷらにも煮つけにも合いそうだと思ったわけで、
そして実際に友人が食べた感想が「今後も釣って帰りたいほど美味しかった!」と言わしめるほどの味わいだったことから俄然興味が湧いたわけで、
早速ゴンズイを釣りに行ってきました。
www.berao-setouchi-fishing.com
釣り開始30分で釣りあげました。
簡単に釣れちゃうのね、キミ。
ー毒魚捕獲クエスト完了ー
ってなわけで、実際の調理にかかります。
ほかに調理するのはカサゴくんとグレくん。
どれも美味しそう、、、
あ
カサゴは煮つけ、グレは塩焼きにします。
鱗を丁寧にとって内臓を取る、それだけ。うん簡単。
問題はキミだよ、ゴンズイくん。
キミの毒針は釣り場で切り取ったとはいえ、体表を覆うヌメリにも毒成分があるんじゃないの?と思ってるんで、調理の前にこのヌメリも取り除きます。
実際、表面ザラザラのカサゴの鱗取りをした後にゴンズイを触ったら、手のひらが若干ヒリヒリ(汗)
やべーよやべーよ
手荒れや傷がある方は厚手のゴム手袋を使った方が安全です。
お湯だばだばぁ~
ゴンズイの毒はタンパク質なのでお湯をかければ無問題。
お湯で成分が分解されたヌメリが白く浮かび上がってきました。
あとは包丁でこそぎ落とすだけ。
身は非常にぷるぷる柔らかく上品な感じ。
今回は残している頭ですが、そんなに身は多くないので切り落としてしまっても良いでしょう。
頭部を落とせば一緒に毒針も落とせるので、それもありかと。
鍋にカサゴと一緒にイン。カサゴの頭デカイなー。
あとは醤油、酒、みりん(風調味料)、砂糖をお好みの量だけ。
圧力なべでことこと20分。
実食
しっぽだけみればアナゴに見えなくもない?
身はほろほろと簡単にほぐれて食べやすい。
臭みも無くお上品な甘みがある。脂っぽいわけではない。日本酒が欲しくなる。
うん、いける。
これは天ぷらにしても絶対旨い(確信)
いや、それよりカサゴが妙な臭みあってうむむむ、、、身も固いし美味しくなかった。
あの釣り場のカサゴ特有なのか、同じくカサゴを調理した友人も同意見だった。
グレの塩焼きは安定の美味しさ。うまうま。これからもヨロシク。
というわけで毒魚ゴンズイは、その美味しさにハマりそうな予感のする素晴らしいお魚でした。
ご馳走様でした。